過去の放送
- 2011年9月18日放送
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- BS-TBS:9月22日よる11:00〜
- TBSニュースバード:9月24日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
省エネ効果大 “奇跡の発電機” 誕生の瞬間
科学者の長年の難題を、職人魂で大解明!
- ドリームメーカー:
- 新発電機開発者/
平松敬司 さん
主人公のその後
安全で安定した電力供給が求められる今、多くの問題を解決するかもしれない、ひとつの「発電機」が生まれようとしている。
平松敬司さん(73歳)は、長年ひとつの疑問を抱いていた。「自転車のライトを点ける時、ペダルが重くなるのを何とか出来ないか?」8年前、大工を退職した後、その疑問を解決しようと、自転車のライトを分解した。そこには、磁石とコイルという最も単純な「発電機」の姿があった。ペダルが重くなる原因の一つは、発電機が回転する時に起こる「こりこり感」にあった。試行錯誤の中、ひとつのひらめきが浮かんだ。「磁石を2つ並べたら?」職人の勘とも言えるものだった。平松さんは、発電機が回転する時に起こる「こりこり感」をギリギリまで少なくする、磁石の配置を編み出すことに成功。元職人仲間たちと共に発電機の模型を製作した平松さんは特許出願をし、メーカー等に共同開発を呼びかけたが、門前払いの連続。そんな中、初めて耳を傾けてくれたのが、超伝導や電気機器の専門家、京都大学の中村武恒准教授だった。そして、中村先生との共同研究によって、実験用の発電機第1号が製作されることになった。発電効率が高い「平松式発電機」が完成すれば、非常に大きな省エネ効果が期待出来ると言う。番組では、この「奇跡の発電機」の製作現場を独占密着取材!果たして、実験は成功するのか?
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