日程&結果
6月17日(日)日本 vs タイ戦
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15-25 25-16 25-22 19-25 16-18 |
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ハイライト動画
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戦評
ワールドグランプリ予選ラウンド第2週小牧大会最終戦はの相手はタイ。このゲームに勝利し3戦全勝で第3週大阪大会へとコマを進めたい眞鍋ジャパン。スタメンセッターには中道を起用、その対角には迫田が入り、リベロ座安と、サイドの石田、3名でサーブレシーブを行うこれまでにない布陣を敷き、ロンドンオリンピックへ熾烈なメンバー争いが繰り広げられているミドルブロッカーには平井と岩坂が入る形で臨んだ。
第1セット序盤からタイペースで試合が進む。好セッター(13)トムコムが繰り出す多彩な攻撃に苦戦を強いられた日本に対し、サービスエースに加えて、ブロックポイントなどリードを広げる。巻き返しを図りたい日本は迫田のブロックで得点するが、その後はミスが続き波に乗ることができない。逆に思い切りよく攻めるタイのポイントゲッター(6)オヌマーのパワフルジャンプサーブがエースとなり、一方的な展開でタイが試合を進める。日本は迫田のスパイク、平井のブロックで追い上げるが、序盤についた点差をつめきれず、タイにセットを奪われる。
第2セット、先取点を奪ったのは日本。リベロ座安からのトスで岩坂がクイックを決めて得点。その岩坂がブロックを決めると、江畑もスパイクで得点。迫田のフェイントも飛び出し、日本がリズムをつかむ。しかし、タイも譲らず競り合いに。そこから日本が岩坂のブロック、中道のサービスエースで抜け出し11-9とリードを奪うと、迫田のバックアタック、江畑のサービスエースでタイを突き放した日本がセットを奪い返す。
セットカウント1-1で迎えた第3セット、日本は江畑、石田のサイドアタッカーが得点。一方のタイは(5)プルームジットのブロード攻撃で得点し、サイドアウトの応酬となる。その均衡を破ったのは日本だった。江畑のスパイクで8-7としファーストテクニカルタイムアウトを迎えると、平井の連続ブロックでリードを広げ、追い上げるタイを振り切りセットを連取する。
第4セットは、後がなくなったタイが、(5)プルームジットのクイック、(6)オヌマーのスパイクで得点し波に乗り、ミスの続く日本を突き放してセットを奪取。
ファイナルセットは、迫田のスパイク、石田のバックアタックなどで3-0とリードを奪った日本が江畑のスパイクポイントなどで着実に得点を重ね8-3とすると、岩坂、江畑の連続ブロックなどで得点を奪い先にマッチポイントを握ったが、そこからタイが猛追し14-14のジュースに。最後は石田のスパイクがミスになりフルセットの末敗れた。
インタビュー
竹下佳江選手
今日のゲームは、中道を中心に内容的にいいバレーをしていたと思っています。最後、勝ち切ることが一番だったと思うのですが、それでも必死になって一本一本取りに行く姿は頼もしかったと思っています。
石田瑞穂選手
サーブレシーブを試合で捕ることがあまりなく、最初は不安でした。それでもサーブレシーブに関しては、崩されながらも出来たという印象はあったのですが、攻撃面のほうが力不足を感じ、ふがいない結果に終わってしまいました。1、2戦目は、サーブレシーブに入らないポジションに入り、セッターとの速いコンビに関しては手ごたえがつかめたのですが、今日は、サーブレシーブも含めて、やらなければいけないことで頭がいっぱいになってしまいました。
平井香菜子選手
ミドルブロッカーを積極的に使って、それを絡めてサイドも有効に使える場面があったのですが、最後のセットでミスが出てしまったり、決めたいところで、決めきれなかったりがあったので、反省していきたいです。