要の実母、知子の義母。長男の嫁と口論別れしたことを伏せて、新居を構えた要の下へ。当然のように身の回りの物を東京へ郵送し、既成事実で定住を果たす。自分への不満を感知すると「私は厄介者ですからね〜」と知子を相手に居直る。志乃にしてみれば、己の居場所を見つけることに必死なのだか、その方法をほんの少しだけ間違ってしまっている。ゆえに、己の意見を通すことで毎日のように知子を苦しめる。一度、知子を攻撃する口実を見つければ、無敵。機関銃のようにまくし立て、自分が不利になると、直ぐに部屋へ引き込み、知子は打つ手なし。