阿川佐和子が17世紀を代表とする天才画家・ルーベンスの足跡をたどりベルギーへ。「王の画家にして画家の王」とも称されるルーベンスの魅力に迫る美術紀行。国立西洋美術館「ルーベンス展」の開催を記念してお送りする。阿川の「聞く力」・「見る力」でルーベンス作品の楽しみ方をたっぷり紹介。どうぞお楽しみに。

【番組内容】
ベルギー北部のアントワープを訪れた阿川は、アニメ「フランダースの犬」の舞台にもなったルーベンスゆかりの大聖堂へ。そこで出会ったのは、ネロが最期に観た祭壇画。ルーベンスが絵画に込めたメッセージとは。ほかにも、1600年代前半に彼が暮らした家や、彼が挿絵を描いた書物を保管する世界最古の印刷工場へ。ルーベンスがなぜ巨匠と称されるのか、その謎を紐解いてゆく。

【ピーテル・パウル・ルーベンス】
ドイツ生まれ。バロックと呼ばれる壮麗華美な美術様式が栄えた17世紀を代表とする画家として知られ、「王の画家にして画家の王」と呼ばれたほどの存在。

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