兼高かおる世界の旅
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兼高かおる世界の旅

日本のテレビ史上に燦然と輝く、紀行番組の金字塔「兼高かおる世界の旅」。1959年から31年もの間、150カ国余りを駆け巡った貴重な映像がここに甦る。

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兼高かおる【声の出演】兼高かおる、芥川隆行

今・来月放送
ドキュメンタリー

みどころ

日本のテレビ史上に燦然と輝く、紀行番組の金字塔「兼高かおる世界の旅」。1959年、当時の日本人にあまり馴染みがなかった世界各地を駆けめぐり、その風俗・文化・歴史などを紹介する本格的海外取材番組としてスタート。日曜の午前中はこの番組を見なければ1日が始まらないとまで言われるほど、多くの視聴者に親しまれ、31年もの長寿番組となった。訪れた国の数は150カ国あまり、地球を180周した計算になる。
兼高かおるは、ナレーター、ディレクター、プロデューサーを全て一人でこなし、当時の国家元首から秘境の地に住む村人まで様々な人々と接し、幾多の冒険にも果敢に挑戦した。民間人の海外渡航が自由にできなかった時代。彼女の「世界をお茶の間に運ぶのが私の仕事」という言葉通り、実際に自らの目で見てきた、手で触れてきた世界の旅。すべてが番組内の貴重な映像の数々に凝縮されている。


【1月のラインアップ】
★「祭りと結婚」#346(1967年3月19日放送)【モノクロ】
インドの都市・デリー。インド人の生活に浸透しているヒンズー教の行事を紹介していく。シーク教の婚礼の模様を取材。花嫁はヤギの乳で足を洗ってもらい、参列者が持ってきた沢山の腕輪を身につける。そして、ヘナと呼ばれる染料で足や手のひらに模様を描く。豪華な白馬に乗った花婿が迎えに来る光景はとても華やか。また、「ダシャラー」というインド全土で行われる大祭の様子も。

★「ピンクシティ」#347(1967年3月26日放送)【モノクロ】
別名「ピンク・シティ」と呼ばれる、インド・ジャイプールを紹介していく。インドでは神聖な色とされるピンク。一面ピンクで塗られた「風の宮殿」は、かつて自由に出歩けなかった女性たちがパレードや景色を見るために建てられたもの。大きく見えるが奥行きはなく、風通しがいいので暑いインドに向いた建造物と言える。また、ジャイプールから10マイルほど行った所にあるアンバーという町では、豪華な飾りをつけたゾウの背に揺られて優雅な散歩を楽しむ。

★「芸能の都」#348(1967年4月2日放送)【カラー】
南インドの都会・マドラス(現・チェンナイ)を紹介していく。インドの東海岸・ベンガル湾に面するマドラス。朝早くに漁師たちが木を組み上げてボートを作り、漁に出る様子を取材。その後、インドの民族衣装・サリーの店に行き、日本円にして3400円ほどのサリーをあつらえる。また、映画産業も盛んで、年に数多くの映画を製作。その撮影所の様子を伝えるほか、たくさんのトロフィーが並んだインドの大女優の自宅も訪問する。

★「石のふるさと」#349(1967年4月9日放送)【カラー】
南インド・マドラス(現・チェンナイ)近郊にある、幾世紀も経た岩の芸術と、その周辺に住む人々を紹介していく。マハバリプラムにある巨大な岩をくりぬいて造られた寺を訪問。近郊に点在する寺には、創造の神・ブラフマン、維持の神・ヴィシュヌ、破壊の神・シヴァという本来一体である3人の神がそれぞれ祀られている。この地域は石の彫刻が盛んで、そのための学校もあるという。また、海中で女性たちが屈んで輪になり、その輪を徐々に小さくすることで魚を獲るというこの地域ならではの漁法も紹介する。


【2月のラインアップ】
★「パイロット版アメリカ」(1967年5月20日放送)【モノクロ】
ハワイのフラダンス、サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジ、フロリダのエアボート、水上スキー、ボストンでのスカイダイビング、インディアナポリスでのインディ500、リノのパレードなど、アメリカの様々な都市を紹介していく。

★「水郷コチン」#350(1967年5月21日放送)【カラー】
インド・ケララ州の町・コチン(コーチ)と、ケララ州に残る舞踊・カタカリを紹介していく。共産党が第一党であり、教育面で非常に優れているケララ州。また、人口の6割がクリスチャンである。しかし、学問が広がるにつれて失業者も増加したという。兼高が「この地域ならでは」と話すのは、労働者に取材する際も彼らは絶対に仕事の手を休めないという点。また、ランプの灯りだけの幻想的な舞台で踊る「カタカリ」を紹介。歌舞伎の隈取りのような化粧をし、フラのような手のサインを多用するこの舞踏の舞台裏も取材する。

★「ムガール朝の遺産」#351(1967年5月28日放送)【カラー】
インド・ムガール帝国が遺した素晴らしい遺産を紹介していく。シャー・ジャハーン皇帝が妻のムムターズ・マハルの死を悼み「世界一美しい墓を」と建立したタージ・マハル。タージ・マハルのドームを表す女性と、4本の尖塔を表す4名の女性で構成される舞踏もある。完成までには延べ2万人が22年間働き続けた計算になり、そのスケールの大きさを感じさせる。また、カシミール地方にある「喜びの庭」という意味を持つシャリマーを訪れたり、カシミヤ絨毯の工場などを見学したりする。

★「第17次取材ハイライト」(1967年6月11日放送)【モノクロ】
スペインのバレンシア、ローマ、グアム、サイパンを訪問した際のハイライトシーンを紹介していく。スペインのバレンシアでは迫力ある火祭りの様子を取材。ローマの観光名所であるトレビの泉でコインを投げると、またローマに来ることができるという言い伝えを紹介。ローマ最先端のファッションも伝える。また、グアムではダイビングを楽しむなど、世界各地の様々な見どころをレポートする。

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番組データ

出演 兼高かおる【声の出演】兼高かおる、芥川隆行
制作年 1959年
制作 TBS

放送内容

放送あり

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毎週(土)午前6:30〜午前7:00
【再】翌週(土)午前6:00〜午前6:30
※1/1(土)は休止

毎週(土)午前6:30〜午前7:00
【再】翌週(土)午前6:00〜午前6:30

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視聴方法

TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。