大型ドキュメンタリー「砂漠は生きている」(第2話)そこは 文明の十字路だった

出演

【ナレーター】高橋和也

  • 放送未定

果てしなく広がる砂の大地、砂漠。人類が誕生する前から幾度も繰り替えされてきた砂漠と緑のせめぎ合いと、我々の文明との密接な関係について追う。第2話「そこは 文明の十字路だった」では、砂漠になぜ都市文明が出現したか、その謎に迫る。アフリカ北部で12ヶ国にまたがる、しゃく熱のサハラ砂漠。モニュメント・ヴァレー(アメリカ)、ナスカの地上絵(ペルー)、エアーズ・ロック(オーストラリア)、ナミブ砂漠(ナミビア)など世界最大規模の砂漠を中心に、砂漠ロケを大敢行! 砂漠は人々が行き交った文明の十字路だったことが明らかになっていく。
【番組内容】
サハラを越えるトラックの隊商がある。現代のキャラバンだ!ニジェールの塩田ビルマからアガデスの町までの旅だ。そのルートは、かつてサハラ交易の舞台だった。平均で一隊1000頭のラクダが、多い時は1万頭もがベルベル人の先導でサハラを縦断した。サハラ砂漠の面積は、およそ900万平方キロ。その内オアシスは、わずか3平方キロしかない。アラビア半島から持ち込まれたヒトコブラクダは、砂漠の歴史を変えた。こんな過酷な環境で生き抜けるのは、ラクダしかなかった。ビルマ〜アガデス間の塩の交易は2週間もの長い旅…困難と餓えがつきまとい、多くのラクダが死ぬ。しかし、日中の気温が55度にも達する砂漠の表面には、微生物が生息できず、生き物の死骸はただ風が運ぶ砂に浸食されて朽ち果てる。古代、1キロの塩が1キロの金と取り引きされた。砂漠の民トゥアレグは言う…「砂漠では塩が命だ」。そして、西アフリカには金があふれる伝説の都があった。地中海世界から、あらゆる文物がサハラを越えた。その都がトゥンブクトゥだ!地中海からアトラス山脈に向かうと、そこは古代ローマの緑豊かな穀倉地帯だ。その先、4000m級の山並みを越えるとサハラだ。ここで人類は、狩猟・採集の生活から、牧畜や農耕へと一大飛躍をとげたと言う。クサールと呼ばれる要塞の村ではベルベル人が暮す。サハラ…そこは、人々が行き交った文明の十字路である。

番組基本情報

  • 制作年 : 2007年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : TBS−V/BS−i
  • プロデューサー : 河野英輔、門脇利枝
  • ディレクター・監督 : 高城千昭、尾賀達朗
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