ショーケンこと萩原健一が、時代を創るロック界でかたくなに自分の世界を歌い続けるひとりのミュージシャンを熱演！収録に参加した井上堯之らが「この役柄はショーケンそのもの」と語ったほど、主人公の生きざまが萩原とオーバーラップする作品。萩原演じる片桐行人は数々のヒットを飛ばしてきたが、その名声にもかげりが見え始めて…。歌手ショーケン、俳優萩原が合体した唯一の作品をお見逃しなく。共演は、樋口可南子、宇崎竜童、夏八木勲ほか。1988年作品。

【ストーリー】
片桐行人（萩原健一）は作詞家の藤崎拓（宇崎竜童）と組んで数々のヒットを飛ばしてきた、日本ロック界の教祖的存在だった。だがその名声にもかげりが見え始めていることは、拓の気がかりでもあり、まぎれもない現実だった。そんなある日、体をこわして入院していた拓が病院を抜け出した。行人のレコーディングに耳を傾け、行人とともに故郷に向かった拓だったが、途中で帰らぬ人となってしまう。行人は拓が次にコンビを組めと名指しした新進作詞家の白根恵子（樋口可南子）と組むことになるが、行人は投げやりで…。

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