日曜劇場「夢の鳥」(野口五郎出演)
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日曜劇場「夢の鳥」(野口五郎出演)

野口五郎主演。はぐれた九官鳥が縁で知り合った男と女が織り成す、詩情豊かな物語。詩人・中原中也の詩を元に、市川森一が書き下ろしたオリジナル脚本。

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野口五郎、岡田奈々、乙羽信子、根岸季衣、小野武彦 ほか

放送未定
ドラマ・時代劇

みどころ

野口五郎主演。はぐれた九官鳥が縁で知り合った、警察官の男と小料理店の女が織り成す詩情豊かな物語。侘しい独り者の巡査が、男にだまされている女に寄せる慕情と思いやりを描く。脚本は数々のヒット作を手掛けた市川森一。詩人・中原中也の詩を元に、市川が長年あたためていたテーマを書き下ろしたオリジナル脚本。共演は、岡田奈々、乙羽信子、根岸季衣、小野武彦ほか。昭和58年度芸術祭テレビドラマ部門で優秀賞を受賞。

【ストーリー】
秋風が渡り満天の星が輝く波止場で、長谷川巡査(野口五郎)は、「アア、ツカレタ」としゃべる九官鳥を捕獲した。飼い主だと申し出たのは二人の女。笹森夫人(乙羽信子)は、鳥の言葉は亡くなった主人の口癖だと主張。小料理店の直子(岡田奈々)は、3年間一緒に生活してこの春に病死した男の作った詩の一節であると言う。ある日、直子を訪れた長谷川は、男が直子に捧げた詩がつづられた、大切な形見のノートを見せられた。

「ああ疲れた胸の裡を 桜色の女が通る…」

長谷川は詩に感動し、才能のある男に想われた直子の幸せを素直に喜んだ。ところが長谷川はその詩がすべて中原中也の作品であることを知った。中也の詩を、男が自分のために書いてくれたと信じ込んでいる直子。その詩を九官鳥にまで覚えさせて、男を偲んでいるなんて…!長谷川は直子が哀れに思え、鳥の飼育を笹森夫人に頼むが…。

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番組データ

出演 野口五郎、岡田奈々、乙羽信子、根岸季衣、小野武彦 ほか
制作年 1983年
全話数 1話
制作 CBC
プロデューサー 伊藤松朗
ディレクター・監督 山本恵三
脚本 市川森一

放送内容

放送あり

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視聴方法

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