日曜劇場「秘密」

出演

中村玉緒、三浦友和、井川比佐志、岡本茉莉、村井洋、太田淑子 ほか

  • 放送未定

団地に住むある平凡な主婦のもとに、「一緒にお茶を飲もう」とイタズラ電話がかかってくる。主婦はその青年に会うことを決意し…。山田太一オリジナル脚本。1975年作品。その2年後に描かれたドラマ「岸辺のアルバム」の原型とも言われている。名女優・中村玉緒と、当時23歳の三浦友和の好演が見どころ。単調な家庭生活の繰り返しの中で、ふと起きた妻の浮気心を通して、“家庭”とは何かを問う作品。

【ストーリー】
団地に住む平凡な家庭の主婦・弘子(中村玉緒)に、男から一緒にお茶を飲もうとイタズラ電話がかかってきた。最近毎日のようにかかってくるイタズラ電話に腹を立てていた弘子は、黄色いマフラーに紺色のコートを着て待っているという電話主の正体を確かめようと、近くの公衆電話まで出かけて行く。弘子はそれとおぼしき若者(三浦友和)を見つけて声をかけると、まだあどけなさの残っている17.8歳の少年だった。名を佐竹といい、自動車整備工場で働く彼は先輩たちの真似をして、今日初めて弘子にイタズラ電話をかけたことを白状する。弘子は犯人を警察に突き出すつもりでいたが、純情そうな少年にイタズラをやめるよう諭して別れた。弘子の夫・秀俊(井川比佐志)に税務署に勤めるサラリーマン。家のことなど何ひとつせず、休日には朝早くから趣味の仏像写真を撮りに出かけてしまう。それは傍目から見て趣味を超えて異常な執着としか見えないほどだった。ひとり娘の園子(岡本茉莉)は大学受験で勉強に熱中し、3人が話し合うことなど無い家庭だった。ふたりとも弘子にとりあってくれない、そんな毎日が不満でイライラする弘子の脳裏に、ふと佐竹少年の姿が浮かんだ。「漁師をやっていた兄貴が病気で、田舎へ帰る」と言っていた佐竹少年。弘子は再び会うはずのなかった佐竹の勤務先を探し当て、次の日曜日にデートをしようと約束する……。

番組基本情報

  • 制作年 : 1975年
  • 全話数 : 1話
  • 制作 : HBC
  • プロデューサー : 守分寿男
  • ディレクター・監督 : 甫喜本宏
  • 脚本 : 山田太一
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