池上季実子主演。記憶を失った女と、真実を求める男とその婚約者の三角関係をサスペンスタッチで描く。高橋玄洋原作の「分水嶺」をドラマ化。共演は北詰友樹、高樹澪、朝丘雪路、名古屋章、長門裕之ほか。本作はオール北海道ロケを敢行し撮影された。

【ストーリー】
北海道医大精神神経科助手・伊沢良介（北詰友樹）は、榊原教授（長門裕之）の娘・佐智子（池上季実子）と婚約した。大学での地位が保証された良介のもとに、“佐智子の最初の男”と名乗る者から「必ずお前を破滅させる」という電話が入る。また、佐智子にも「瀬川阿紀は行方不明ではなく、良介が殺した」という電話があった。瀬川阿紀とは佐智子の親友であり、良介の元婚約者。しかし、3年前に良介、佐智子、阿紀の3人で行った登山で行方不明となっていた。
そんな中、良介は阿紀にそっくりな女と小樽のバーで出会う。良介は橋本芳江（高樹澪）と名乗るその女に接近するが…。

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