七人の刑事100回記念番組「乾いた土地」(1963年)
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七人の刑事100回記念番組「乾いた土地」(1963年)

『七人の刑事』全382話で唯一、映像が完全に残っている1963年放送の第100話「乾いた土地」。当時としては異例の大規模ロケが、北海道と福岡で行われた。

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堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、佐藤英夫、城所英夫、美川洋一郎、天田俊明、大町文夫、白木マリ ほか

放送未定
ドラマ・時代劇

みどころ

TBS地上波で1958年〜69年の長期にわたり放送された『七人の刑事』。犯人の追及だけでなく社会の歪みや刑事たちの人間性にまで掘り下げた重厚なストーリー。ハミングによる独特のテーマ音楽。よれよれのレインコートにハンチングという刑事たちのスタイル。これらの要素が相まって、多くの視聴者の支持を得たテレビドラマ史に残る刑事ドラマだ。
1963年に放送された第100話「乾いた土地」は、オリジナルの『七人の刑事』全382話の中で、オープニングやエンディングを含め、映像が完全に残っている唯一の回。放送100回目を記念してHBCとRKBの協力のもと、北海道(札幌市内および支笏湖)と福岡(筑豊炭田地帯)で当時としては異例の大規模ロケを敢行した。

【ストーリー】
東京・神宮外苑で化粧品のセールスマン・大槻松三が絞殺された。事件前夜にゲイバー「ライムライト」で大槻と50代後半の労働者風の男が会っていたという聞き込みをもとに、赤木主任(堀雄二)や沢田部長刑事(芦田伸介)ら刑事たちは捜査を開始する。犯行に使われた手ぬぐいに炭塵が付いていたことから、大槻と会っていた男は、彼を追って上京した元炭鉱労働者・藤川(大町文夫)という説が強まる。杉山刑事(菅原謙二)と南刑事(佐藤英夫)は九州へ飛んだ。さらに、大槻が「ライムライト」に預けた荷物から、札幌のモデルクラブから20万円を受け取った控え書きが出てきた。化粧品にしては金額が大きすぎる。中島刑事(城所英夫)と久保田刑事(天田俊明)は北海道へ向かう。

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番組データ

出演 堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、佐藤英夫、城所英夫、美川洋一郎、天田俊明、大町文夫、白木マリ ほか
制作年 1963年
全話数 1話
制作 TBS
プロデューサー 蟻川茂男
ディレクター・監督 蟻川茂男、山田和也、西村邦房
脚本 光畑碩郎
歌手 (ハミング)ゼーブ・ディチネ
その他 制作協力:HBC、RKB ※モノクロ作品

放送内容

放送あり

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視聴方法

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