幻のドラマ「同棲時代」発見秘話
マスターテープが存在せず“幻のドラマ”となっていた「同棲時代」。廃棄されたはずのテープはいかにして発見されたのか?その経緯と作品の魅力に迫る。
詳しく見る梶芽衣子、山田太一、中島かずき ほか
みどころ
マスターテープが存在せず“幻のドラマ”となっていた「同棲時代」。無くなったはずのテープはいかにして発見されたのか?その経緯と作品の魅力に迫る。
沢田研二特集としてお届けするドラマ「同棲時代」
沢田本人が「一番思い出深い作品」と語るこの作品、実は、“幻のドラマ”と言われている。
1973年 人気絶頂の沢田研二初の主演ドラマとして話題を集めた『同棲時代』
共演は梶芽衣子。そして脇役には若き日の萩原健一・研ナオコ・湯原昌幸など。
そして何を隠そう原作は、上村一夫作の漫画「同棲時代」。“昭和の絵師”と称された上村の作品は、当時の若者の間で爆発的な人気を誇っていた。
さらに、脚本は山田太一。オリジナル脚本が多い山田ドラマの中で、原作をモチーフとしたこのドラマは、貴重な作品。
大きな期待を背負って作られたドラマだったが、制作当時に2度放送された後、再び放送されることはなかった。一体なぜなのか?
実は当時、放送テープは高価で、放送済みの物は別の番組のために使い回されていた。同棲時代も例外ではなく、“幻のドラマ”となってしまったのだった。
ところが、“幻のドラマ”といわれた『同棲時代』のテープが、意外なところに眠っていた…
テープを発見したのは、劇団☆新感線で数々の人気作品の脚本を手がける劇作家・中島かずき氏。実は中島氏、以前、原作漫画「同棲時代」の出版社・双葉社で編集者を務めており、ひょんなことから、会社の資料室に眠っていた古いテープを発見。「貴重なものかもしれない!」と直感した中島氏はテープをTBSに寄贈したのだ。
様々な偶然や、作品を愛するファンの想いが形となり、初回放送から40年のときを経て再放送が実現した『同棲時代』。主演の梶芽衣子が当時を振り返るインタビューも紹介する。
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番組データ
出演 | 梶芽衣子、山田太一、中島かずき ほか |
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制作年 | 2013年 |
全話数 | 1話 |
プロデューサー | 青山優子 |
その他 | ※番宣写真はモノクロですが、本編はカラー作品です。 |
放送内容
放送あり
全て
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視聴方法
TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。