水戸黄門・第22部
国民的時代劇シリーズ「水戸黄門」第22部。3代目・水戸光圀役に佐野浅夫が就任。紀州家存亡の危機に、黄門さまは紀州を目指して旅に出る。
詳しく見る佐野浅夫、あおい輝彦、伊吹吾朗、中谷一郎、高橋元太郎、由美かおる、野村将希 ほか
みどころ
国民的時代劇シリーズ「水戸黄門」第22部。3代目・水戸光圀役に佐野浅夫が就任し、佐野黄門最初の旅は、紀州を目指す。5代将軍綱吉の跡を継いで6代将軍になるのは、すでに甲府宰相・綱豊と決まっていた。しかし、あらぬ噂を振りまいた者もいて、幕閣内部に亀裂が走る。いかに御三家の雄とはいえ、このままにしておいては、紀州家の存亡にも関わると光圀は考えた。そこへ紀州家から密使が到着。国家老の娘・百合と、護衛・音羽の小弥太、強引にくっついてきた寛坊の3人だ。その請いを受け入れて、黄門さまは紀州を目指して旅に出る。こうして、3代目黄門さま最初の世直し旅は女連れ、子供連れのにぎやかなものとなった。
第10回で事件が解決した後は、四国、九州、山陰から日本海沿いに抜け、会津から来た関東経由で水戸へ帰る。
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番組データ
出演 | 佐野浅夫、あおい輝彦、伊吹吾朗、中谷一郎、高橋元太郎、由美かおる、野村将希 ほか |
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制作年 | 1993年 |
全話数 | 36話 |
制作 | C.A.L |
プロデューサー | 逸見稔、五十嵐通夫、大庭喜儀、山田勝 |
ディレクター・監督 | 山内鉄也、高倉祐二、矢田清巳 ほか |
原作 | 葉村彰子 |
脚本 | 葉村彰子、櫻井康裕、土橋成男 ほか |
主題歌 | あゝ人生に涙あり |
歌手 | あおい輝彦、伊吹吾朗 |
放送内容
放送あり
全て
第1話 水戸黄門−水戸−
穏やかな西山荘での日々を過ごす黄門様(佐野浅夫)の元に突然もたらされた将軍家跡目争いの知らせ。陰謀を粉砕するため、暗雲渦巻く紀州への旅が始まる。
第2話 旅のはじめの鬼退治−佐倉−
印旛沼の干拓工事に駆り出された夫役の百姓たちが一揆寸前の状態にあることを知った黄門様(佐野浅夫)。決死の覚悟で直訴に赴く庄屋を助ける。
第3話 天下の嶮の幽霊騒動−箱根−
天下の嶮・箱根にさしかかった黄門様(佐野浅夫)は関所役人と結託した駕籠屋の横暴を目にする。不審を晴らそうと一行は芦の湯の温泉場に入った。
第4話 心の剣で悪を斬る−藤枝−
藤枝宿へ入り、名物の染飯の食べすぎで腹痛を起こした八兵衛(高橋元太郎)。通りかかった大店の娘の家に身を寄せたことから、藩の剣術指南役をめぐる争いに巻き込まれる。
第5話 陰謀渦巻く大井川−島田−
大井川を前に理不尽な川止めに合い身動き出来なくなった一行は、やはり川止めで仕事にあぶれ土地のやくざと大喧嘩している川人足とその息子に出会う。
第6話 嘘で悟った女房の真心−浜松−
浜松名物の鰻屋で一行が出会ったのは、子を失った悲しみで酒と博打に溺れる竹細工職人と、その女房。見捨てておけず賭場に乗り込んだ黄門様(佐野浅夫)だが…。
第7話 悲願叶えた夢花火−岡崎−
岡崎城下へやって来た黄門様(佐野浅夫)たちは御前花火を目前に控え、青い花火作りに情熱を傾ける花火師の夫婦に出会う。
第8話 仇討ち悲願の旅芝居−桑名−
桑名城下を前に旅回りの女歌舞伎の一座と知り合った黄門様(佐野浅夫)は、何やら曰くあり気な太夫の身の上が気になり一座の興行に加わった。
第9話 天狗に狙われた娘−新宮−
熊野本宮に詣でた黄門様(佐野浅夫)たちは、八兵衛(高橋元太郎)が獣穴に落ちたのがきっかけで、娘を次々とさらう天狗騒動に巻き込まれる。
第10話 暗雲晴れた和歌山城−和歌山−
道なき道をたどり秘かに紀州領に入った黄門様(佐野浅夫)。だがすでに百合(中野みゆき)の父で国家老の安藤陳武は謀叛の罪を着せられ幽閉の身となっていた。
第11話 弟思いのあほんだら兄貴−大坂−
紀州家の騒動を解決し心も軽く漫遊への一歩を踏み出した黄門様(佐野浅夫)たちは、やくざ者に追われる賭場荒らしの男を助けた。
第12話 密命帯びた娘巡礼−徳島−
阿波徳島へ渡った一行は、父母を訪ねて一人で江戸から旅して来た幼い娘と出会う。その父母は名産・藍玉に絡む藩重役の不正を暴こうとしていて…。
第13話 帰らぬ息子は船幽霊−高知−
室戸岬の兜島に船幽霊が現れるという噂を耳にした黄門様(佐野浅夫)一行。海沿いの大師堂で、顔中包帯で包んだ異相の男を見てしまった八兵衛(高橋元太郎)は怖気づく。
第14話 悪を懲らした姫だるま−松山−
松山城下を目指す街道で出会った健気な少年馬子の家を訪れた黄門様(佐野浅夫)一行。そこには、子供たちと庄屋の娘が姫だるま作りをしながら助け合って暮らしていた。
第15話 牢屋に入った黄門様−広島−
お銀(由美かおる)と道連れになった薬屋はなんと夜烏の千太郎(西城秀樹)という大泥棒で、取り潰された銘酒の醸造元を五年前に出奔した跡取り息子だった。
第16話 白いお髭のお風呂番−別府−
湯の町・別府にやって来た途端に財布を盗まれ旅篭で働く羽目になった黄門様(佐野浅夫)一行。嫌がらせをする向かいの旅篭に負けまいと張り切って客引きをするが…。
第17話 正義で織った大島紬−鹿児島−
日本南端の大々名、島津家七十七万石の城下に入った黄門様(佐野浅夫)は、逼迫した藩の財布を立て直した名家老の噂を聞く。
第18話 娘が綺麗になる方法−島原−
島原に向かう一行は、卵泥棒をして農民たちに折檻されている一人の娘を助けた。娘は捨て子で地蔵堂に一人住んでおり、村人に嫌われていると思い込んで悪さばかりしていた。
第19話 悪が群がるカステイラ−長崎−
日本で唯一の貿易港を有する長崎を訪れた一行。怪我をしたカステイラ屋の娘を助けたことから、年に一度のカステイラ祭りを見物することになった。
第20話 酔いどれ十手が悪を断つ−小倉−
長崎街道一のにぎわいを見せる黒崎宿では、代官と組んだやくざの親子がやりたい放題。頼りになる筈の土地の目明しは、妻を亡くした悲しみから酒浸りで全く役に立たない。
第21話 妻をも騙した武士の真実−萩−
萩城下を前に、曰くあり気な書き付けを懐に刺殺された侍を葬った黄門様(佐野浅夫)一行。毛利家にただならぬ事件が起きているのではと危ぶむ。
第22話 出雲の蕎麦は恋の味−出雲−
出雲大社の門前町に巣喰う、やくざたちの横暴ぶりに怒った黄門様(佐野浅夫)。たった一人でやくざに立ち向かう頑固者の蕎麦屋に厄介になって様子を見ることに。
第23話 悪計暴いた備前焼−岡山−
岡山名物・備前焼。黄門様(佐野浅夫)も当代随一の名匠の仕事場を訪れるが、けんもほろろの扱い。頑固な黄門様は、泊り込みで陶器の手伝いをすることに。
第24話 助けた娘はお姫様−姫路−
黄門様(佐野浅夫)の代参で書写山円教寺を訪れた助さん(あおい輝彦)が出会った世間知らずの娘は、なんと姫路十五万石のお姫様だった。
第25話 夢の中で若旦那−鳥取−
日頃バカにされっぱなしの八兵衛(高橋元太郎)が黄門様(佐野浅夫)の計らいで若旦那に。折しも鳥取では各地から集った紙問屋は藩をあげての接待を受けていた。
第26話 誘拐された黄門様−豊岡−
杞柳で作る柳行李が名産の豊岡で、一番の杞柳問屋の主人の顔は黄門様(佐野浅夫)に瓜二つ。しかし、評判の因業ぶりから下請けの職人たちからは恨まれ…。
第27話 女たちの復讐−大聖寺−
大聖寺付近の庚申塚の前で、大店の主人が若い娘に襲われた。黄門様(佐野浅夫)一行が通りかかり、主人はかすり傷で済むが何やら気まずい雰囲気で…。
第28話 響け正義の御陣乗太鼓−輪島−
漆器どころ輪島へ向かう夜道で黄門様(佐野浅夫)の胸に響いた塗師たちが打ち鳴らす御陣乗太鼓。塗師たちは年々上がる一方の年貢と運上金に不当に苦しめられていた。
第29話 世継ぎを狙う毒の罠−高田−
丹後の縮緬問屋と名乗りを変えて越後に入った黄門様(佐野浅夫)だが、十万三千石の御城下には何やら不穏な空気が。殿様は次席家老の子を世継ぎとして迎えようとしていた。
第30話 黄金の島の鬼退治−佐渡−
出雲崎へ向かう海岸で雲助に襲われた目の不自由な武家の妻女を救った黄門様(佐野浅夫)。妻女は佐渡に渡り消息を断った夫を探し、江戸から旅して来たという。
第31話 弥七は夫の敵!−新発田−
弥七(中谷一郎)は病身の女と子供の道中を助け新発田のやくざ親分を訪ねる。だが、そこで弥七こそ母子の敵と決めつけられる。
第32話 会津名物夫婦下駄−会津−
湯宿で謡を通じて黄門様(佐野浅夫)と気が合った老女の息子は、無役ながらもお家第一の誠実な人柄。藩政に対し真摯な意見書を何度も提出し、かえって煙たがられていた。
第33話 格さんの親友は脱藩者−白河−
江戸での道場仲間との再会に胸を弾ませ一足先に白河へ入った格さん(伊吹吾朗)に、旧友は土産も受け取らずに帰ってくれと言う。
第34話 大黒様を笑わせた男−日光−
初詣に訪れた日光東照宮で名工・左甚五郎らしい男と連れ合った黄門様(佐野浅夫)。折しも東照宮の修復工事を控え土地の大工が争っていることを知り…。
第35話 飛脚競べで悪を討つ−宇都宮−
様々な街道が集り人や物の集散も盛んな宇都宮の町にやって来た一行は、元気な娘飛脚に出会う。健気に切り盛りする飛脚屋の女主人に感動した黄門様(佐野浅夫)は…。
第36話 花のお江戸の大掃除−江戸−
江戸に入った黄門様(佐野浅夫)を迎えるために水戸から出府して来た家老・山野辺兵庫は、刺客の集団に襲われた大奥勤めの娘を助ける。
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視聴方法
TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。