
官僚たちの夏
城山三郎原作。昭和30年代、戦後日本に誇りと豊かさを取り戻すため奔走した通産官僚と産業界の奮闘を描く。出演は佐藤浩市、堺雅人、北大路欣也ほか。
詳しく見る佐藤浩市、堺雅人、高橋克実、佐野史郎、西村雅彦、杉本哲太、吹石一恵、田中圭、床嶋佳子、村川絵梨、長塚京三、高橋克典、船越英一郎、北大路欣也 ほか【ナレーター】安住紳一郎(TBSアナウンサー)
みどころ
作家・城山三郎の代表作「官僚たちの夏」をドラマ化。原作では昭和30年代、高度経済成長期へと向かう日本の通商産業省を舞台に、国家の未来を担う高級官僚たちの政策や人事をめぐる熱い戦いを描き出した。ドラマでは“ミスター通産省”と呼ばれ、無私の精神で国家産業発展のために全力を尽くす主人公の通産官僚・風越信吾に佐藤浩市。風越を取り巻く通産官僚たちを堺雅人、高橋克実、高橋克典、船越英一郎らが演じ、彼ら官僚の前に立ちはだかる大臣・池内信人役には北大路欣也と、豪華俳優陣が顔をそろえた。平成21年度(第64回)文化庁芸術祭優秀賞受賞作品。
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番組データ
出演 | 佐藤浩市、堺雅人、高橋克実、佐野史郎、西村雅彦、杉本哲太、吹石一恵、田中圭、床嶋佳子、村川絵梨、長塚京三、高橋克典、船越英一郎、北大路欣也 ほか【ナレーター】安住紳一郎(TBSアナウンサー) |
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制作年 | 2009年 |
全話数 | 10話 |
制作 | TBS |
プロデューサー | 貴島誠一郎、伊佐野英樹、真木明 |
ディレクター・監督 | 平野俊一、大岡進、松田礼人 |
原作 | 城山三郎 |
脚本 | 橋本裕志 |
主題歌 | STAY |
歌手 | コブクロ |
放送内容
放送あり
全て

第1話 昭和三十年の夢
敗戦から10年経った、高度成長期元年といわれる昭和30年春。重工業局自動車課・課長の風越信吾(佐藤浩市)は「アケボノ自動車」を説得していた。

第2話 テレビの時代
昭和31年秋。テレビの普及のため低価格化が必須だと考えた官房秘書課長の風越(佐藤浩市)は、重工業局長・丸尾(西村雅彦)に、参入業者を制限する案を提案し了承される。

第3話 大臣との対立
昭和34年、日本の繊維製品がアメリカ市場を席巻し、貿易摩擦を引き起こしていた。そんな中、アメリカ協調派の実力者・池内信人(北大路欣也)が通産大臣に就任する。

第4話 黒船来襲
昭和34年、綿製品の対米輸出自主規制を行い、深刻な不況に陥った日本繊維業界。通産省へ反発が高まる中、重工業局長・風越(佐藤浩市)は繊維業界救済のため奔走する。

第5話 電算機を救え
昭和35年。アメリカの巨大コンピューター企業・IDN社が日本進出に動き出す。風越(佐藤浩市)は日本の将来のために国内のコンピューター産業は絶対に必要と考えていた。

第6話 公害問題
昭和36年。企業局長に昇進した風越(佐藤浩市)は、来るべき貿易自由化から国内産業を守るための法案「国内産業保護法」の作成に奔走していた。

第7話 敗北
貿易自由化という戦後最大の試練を控えた昭和37年。通産省企業局長・風越(佐藤浩市)は外国企業の進出から国内産業を守るため、「国内産業保護法案」の成立を進めていた。

第8話 総理の死
昭和38年夏。風越(佐藤浩市)は古畑晋介(佐藤B作)通産大臣による前代未聞の人事介入で次官内定を取り消され、通産省の外局である特許庁長官へ異動となった。

第9話 涙の叫び
昭和40年。通産省次官に就任した風越(佐藤浩市)は、斜陽産業になりつつある石炭産業を救済するため、鮎川光太郎(高橋克実)を企業局長に据える。

第10話 天下りせず
昭和40年。激務の末、体調を崩し入院していた鮎川(高橋克実)企業局長を見舞った風越(佐藤浩市)通産省事務次官は、鮎川の余命が半年もないことを知らされる。
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視聴方法
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