橋田壽賀子脚本の国民的人気ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり」。父親と嫁いでいった5人の娘たちを中心に、それぞれの家庭や周囲の人々の暮らしを描く。本作は第2シリーズ（1993〜94年）後、95年12月に放送されたスペシャル版。岡倉夫婦の結婚記念日を祝うため5人の娘たちが集まることになったが、それぞれ娘たちは問題を抱えていた。

【ストーリー】
岡倉大吉（藤岡琢也）と節子（山岡久乃）の努力で小料理屋「おかくら」も軌道に乗ってきて一安心。そんな中、大吉夫婦の41回目の結婚記念日を祝うため娘たちが集まることになった。最初に訪れた五女・長子（藤田朋子）は臨月間近の里帰りだったが、姑と折り合いが合わずに「お産が済むまで岡倉家にいる」と言い出した。
一方、次女・五月（泉ピン子）が嫁いだ「幸楽」にも騒動が起きていた。小姑の邦子（東てる美）が仙台から上京。邦子は夫と別れて、五月らと同居すると決め付けているようだ。そんな中、5人の娘たちとその家族が集まって、大吉夫婦の結婚記念パーティーが岡倉家で開催される。

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