東京エレベーターガール
仕事・友情・恋愛を通して、本当の自分を見つけ出していく過程で、大人の階段を登りかけては戸惑う、社会人1年生・19歳の女の子の心情を描く。
詳しく見る宮沢りえ、中嶋朋子、奥山佳恵、東幹久、赤井英和、宮下直紀、嶋大輔、佐野史郎、石堂穣、矢崎滋 ほか
みどころ
「自分を探し出すこと」とは、従来の植えつけられた価値観を壊して新しい自分なりの価値観を身に付けること。初めて社会に出た20歳前の女の子が、日常の様々な問題に直面し、それらを乗り越えながら本当の自分を見つける「自分探し」がテーマになったドラマ。作られた自分の殻を脱いで成長していく女の子の生き方に焦点をあてて描いていく。殻を脱ぎ捨てていったとき、そこにはカッコ悪いけど、オシャレじゃないけど、でも、本当の自分の姿が見えてくる。「一人一人がいまを真剣に生きている」そんな主人公の女の子の姿を、彼女を取り巻く社会・職場・親・友達との友情、恋愛を通して描いていく。
沢木つかさ(宮沢りえ)は19歳。小豆島の高校を卒業して上京し、東京近郊のデパートにエレベーターガールとして勤めている。つかさの同僚・野田尚子(奥山佳恵)は、東京の下町育ちで気はいいのだが、大雑把なところが欠点。受付係の水木薫(中嶋朋子)は美人で大人っぽいので、つかさや尚子たちにはチョット取っ付きにくい女の子だ。会社の宣伝部の島大紀(東幹久)や高木(嶋大輔)を加え、3人が自分なりの価値観を見つけていく。
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番組データ
出演 | 宮沢りえ、中嶋朋子、奥山佳恵、東幹久、赤井英和、宮下直紀、嶋大輔、佐野史郎、石堂穣、矢崎滋 ほか |
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制作年 | 1992年 |
全話数 | 11話 |
制作 | TBS |
プロデューサー | 伊藤一尋 |
ディレクター・監督 | 吉田秋生 |
脚本 | 小松江里子 |
主題歌 | 心から好き |
歌手 | 宮沢りえ |
放送内容
放送あり
全て
第1話 出逢い
沢木つかさ(宮沢りえ)は東京に憧れ上京、エレベーターガールとして働いている。ある朝、つかさは水木薫(中嶋朋子)が前野(佐野史郎)とキスしている所を目撃し・・・。
第2話 待ちわびて
尚子(奥山佳恵)たちとのダブルデートの翌日から、つかさ(宮沢りえ)は島(東幹久)に魅かれていく。尚子も島にアタックするが、彼女に対する彼の態度は冷たい。
第3話 女ともだち
島(東幹久)がデートをすっぽかしたのは、尚子(奥山佳恵)と一緒だったからと知ったつかさ(宮沢りえ)は、島に不信感を抱く。その夜、つかさがアパートに帰ると・・・。
第4話 初めての体験
つかさ(宮沢りえ)は吉本(赤井英和)との仲を島(東幹久)に誤解されるが、ヤキモチを焼かれたようで喜ぶ。一方、薫(中嶋朋子)は、子供を堕ろそうと決意して・・・。
第5話 揺れて・・・
酔いつぶれ、吉本(赤井英和)に背負われて帰って来たつかさ(宮沢りえ)を目撃した島(東幹久)は、思わずつかさを殴ってしまう。
第6話 ほんとうの気持ち
吉本(赤井英和)は、島(東幹久)からつかさ(宮沢りえ)と親しくするなと言われ、彼女によそよそしい態度をとる。一方、島はつかさを愛している自分に気づき・・・。
第7話 とめられぬ想い
吉本(赤井英和)が休暇をとって妻子の元へ帰った為、つかさ(宮沢りえ)は、島(東幹久)から旅行に誘われても気乗りしない。その夜、つかさは島に突然押し倒され・・・。
第8話 最後のデート
吉本(赤井英和)が大阪から帰ってきた日、つかさ(宮沢りえ)は思わず、「あなたが好き」と告白してしまう。吉本はとまどったが、次の休日つかさをデートに誘う。
第9話 あの人の家庭
吉本(赤井英和)がアパートを出て行った。つかさ(宮沢りえ)は中途半端な気持ちを抱えたまま。心配した島(東幹久)や尚子(奥山佳恵)の励ましも耳に入らない。
第10話 傷つく心
デパートにつかさ(宮沢りえ)宛の嫌がらせ電話がかかるようになった。犯人は吉本(赤井英和)の妻・美代子(相楽晴子)。つかさは事務職への異動を命じられ・・・。
第11話 恋のゆくえ
出勤途中で出会った吉本(赤井英和)とつかさ(宮沢りえ)は、無断欠勤して終点の小さな田舎町を訪れた。このままずっと吉本と離れたくないと思い詰めたつかさは・・・。
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視聴方法
TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。