スタッフ取材日記

Vol.17VTRの原稿編

2020.11.11 / E.M

戦国スパサカ、VTRに欠かせない3本の矢が火を吹いた!
映像!音楽!!ナレーション!!!

ということで、今回は3本目の矢「ナレーション原稿ができるまで」をご紹介します。ナレーター・安元さんのナレーション録音まで、あるいはアナウンサーがスタジオで原稿を読むまで、大きく分けて以下のようなステップがあります。

(1)実際に取材・編集したディレクターがVTRへの熱い思いをとにかく原稿に叩き込む

(2)作家がディレクターの思いを酌みながらも「これ長すぎるよ〜全然尺に入ってないよM林くん」などと心の中でツッコミつつ原稿を改善する

(3)その過程で「S山さんここの原稿うまいこと言ってるな〜、そうだ!こうすればもっと面白くなるぞ!」などと思いつき、つい調子に乗って原稿にいろんな味付けをしてしまう

(4)「ここはやりすぎでしょ」と演出のI野さんに注意される。しょんぼり。しっかり反省してちゃんとした原稿に修正する。

(5)ナレーターさんorアナウンサーが映像に合わせて原稿を読み、最終調整。録音or本番へ。

原稿を作るのって、意外と大変ですね(遠い目)。

…などと他人事みたいに言っていますが、何より優先すべきなのは「正しい情報を分かりやすく伝えること」、同時に「選手・チーム・サポーターへのリスペクトを欠かないこと」。
この2つの大前提をふまえながら、できるだけ面白く、選手やプレーの魅力を伝えたいとスタッフ一同考えています。

そんな考えのもと、上記の5ステップを見事クリアして生まれたのが「ハマの新幹線 仲川輝人」や「竹冠のトマを持つ男 三笘薫」というフレーズだったりします。(ハマの新幹線はいろんなところで使ってもらえて嬉しかったな〜)
気に入っていただいている方もそうでない方もいらっしゃるかと思いますが、あまりサッカーに詳しくない方にも選手を覚えてもらう、その選手への印象が強く残る、そんなナレーションを届けられるよう日々奮闘しています。

(戦国ナレーションもあたたかい目で見てもらえたら嬉しいな…)

(写真)

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