WBO世界スーパーフライ級王座決定戦

みどころ

4階級王者・井岡一翔が無敗の最強挑戦者と大晦日決戦!

これまで数々の激闘を繰り広げ日本の年越しを盛り上げてきた男が、8度目の大晦日のリングへ!
日本人初の4階級王者・井岡一翔が無敗の最強挑戦者を迎え撃つ!

去年の大晦日、中国のマカオ行われた世界戦。井岡は日本人初の偉業を懸けて戦うも僅差の判定負けで
その夢は叶わなかった…。だが今年6月、再びチャンスが訪れる。「負けたら終わり」と背水の陣で、
4階級制覇に挑んだ井岡。相手はKO率75%の破壊力を誇るアストン・パリクテ(フィリピン)。
序盤は体格で上回るパリクテの攻撃に苦戦するも、中盤からは井岡が距離を支配する。相手の強打を
封じ込め完全にペースを掴む。そして10R、井岡は強烈なカウンターから怒涛の連打で劇的なTKO勝利!
2度目のチャレンジで日本人初となる4階級制覇の偉業を達成した。

日本ボクシング界の歴史に新たな1ページを刻んだ男は、私生活では今年8月に第一子が誕生。
父親となり新たに守るべきものができた井岡は「僕が一家の大黒柱として、男としての役割を果たして
いきたいと強く思います!」と決意を新たにした。

そして4階級王者、父親として初の大晦日決戦に臨む。死に物狂いで手に入れたベルトを守るために!
その前に立ちはだかるのは、WBO世界S.フライ級1位 ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)。
ここまで12戦無敗を誇る最強の挑戦者だ。アマチュア時代はプエルトリコ代表としてオリンピック
2大会連続出場。ロンドン五輪ではベスト8に輝いた技巧派のサウスポ―だ。
今年8月の挑戦者決定戦では、江藤光喜からダウンを奪うなど大差の判定勝利で井岡への挑戦権を獲得。
プロデビューから2年8か月、満を持して初の世界戦に挑む!

強敵との一戦を制し、海外でのビックマッチ、他団体王者との統一戦を視野に入れている井岡。
世界進出の為には勝たなければならない大一番!令和最初の大晦日決戦、激闘必死の戦いを見逃すな!

最速王者・田中恒成 フライ級3度目の防衛戦!

世界最速3階級王者・田中恒成が大晦日のリングで3度目の防衛戦に挑む!
ここまで圧倒的な強さをみせ日本ボクシング界の記録を塗り替えてきた男は、プロ5戦で世界王座獲得、
プロ8戦目で2階級制覇達成。さらに昨年9月には木村翔との日本人対決に勝利し、プロ12戦目で
世界最速タイとなる3階級制覇達成!ボクシング史に新たな1ページを刻んだ。
そして、今年3月には元統一王者・田口良一との激闘を制し初防衛に成功すると、
8月には世界ランク1位の挑戦者を相手に3度のダウンを奪い、2度目の防衛に成功。激戦区のフライ級でも己の強さを 証明してみせた。

そんな田中のベルトを虎視眈々と狙うのは、中国のウラン・トロハツ。
ライト級での試合経験もあり、フライ級でも屈指の体格を誇るトロハツは、
これまで日本人ボクサーとは4度拳を交え、3勝2KO1分と日本人の前に立ちはだかってきた!
特に、18年4月に中国で かねこたけし と対戦した際には、2Rに強烈な右フック一撃でかねこを
衝撃の失神KOで下した。そんな“日本人キラー”ウラン・トロハツが、大晦日に日本のリングで 田中に襲い掛かる!

来年にはスーパーフライ級に階級を上げ4階制覇への挑戦を目指す、最速王者・田中恒成。
進化を続ける24歳は、大晦日の舞台でどんな衝撃をみせてくれるのか?

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