見どころ

WBA世界フライ級タイトルマッチ

世界王者返り咲きを目指す元二階級王者・井岡一翔が
屈辱の敗戦から1年、満を持して三階級制覇に再挑戦する!

ここまで数々の金字塔を打ち立てボクシング界を引っ張ってきた男が味わった初めての屈辱。もう一度世界王座を狙うため再スタートした井岡は世界前哨戦を2連勝で飾り、フライ級でも戦えることを証明してみせた。
そして、再度訪れた三階級制覇挑戦のチャンス、井岡一翔にとって同じ所で
負けることは許されないこの一戦、子供の頃からの夢、そして叔父・井岡弘樹が果たせなかった井岡家の悲願、三階級制覇達成へ!
あの敗戦の屈辱を糧に進化を遂げた井岡一翔が、再びボクシング史にその名を刻むことはできるのか!?
その標的はWBA世界フライ級王者 ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)井岡と同じく二階級を制した世界チャンピオン。世界的にも高い評価を受けており、 戦績は35勝(19KO)1敗で現在WBA世界フライ級王座を8度防衛中の
強敵。 この王者からベルトを奪い、井岡はプロ18戦目で
【世界最速 3階級制覇】を狙う!


IBF世界ミニマム級タイトルマッチ

昨年の大晦日、悲願の4団体制覇を達成した、高山勝成。
目標達成のため、高山は11年間もミニマム級にとどまり、
ついに偉大な記録を作った。
最軽量級での4団体制覇は日本ではもちろん、世界でも初の快挙だ。
その4団体王者、高山勝成が4月22日、初の防衛戦に臨む!
高山は、21歳のときにWBC、翌年にはWBAのベルトを獲得。
その後、当時日本では未公認だった団体、IBFのベルト奪取のため、
2009年8月から海外に拠点を移し、戦い続けた。
言葉も環境も日本とは全く違う中でトレーニングに励み、
その時々の最強と言われる相手と、何度も死闘を繰り広げてきた。
そして海外に出て4年、2013年3月、敵地メキシコで完全アウェーの中、
ついにIBFのベルトも獲得に成功した。
高山にとって、海外で積み重ねたキャリアは、今、大きな武器となっている。
プロ生活15年、目標達成のために自らの意思で茨の道を歩み続けてきた
高山勝成。
再び手にしたベルトを守りきることが出来るのか!?
対するは、タイ期待の若手ホープ、ファーラン・サックリンJr.21歳。
元世界チャンピオンを父に持つサラブレッドで、プロ4年目にして
すでに31戦を戦い、27勝をあげている。
デビューからKO負けしたことが一度もない経験豊富な世界ランカーだ。
今年2月のIBFアジアライトフライ級王座の防衛にも難なくクリア。
今、最も勢いに乗っている。
4団体王者となった高山が更なる上を目指すためにも、
この一戦を落とすわけにはいかない。
真価が問われる今回の初防衛戦。格下相手に完全勝利をおさめ、
次への目標に つなげることが出来るのだろうか・・・