インタビュー 窪田正孝さん

Q1:演じている隆広という役はどんな役どころですか?

隆広はごく普通の男の子ではあるのですが、お母さん思いの優しく、人を疑わないというか、人のことを大切にするという印象はありました。
母子家庭でお母さんしかいなかったので、ふたりだけで幸せに暮らしていたというのは走馬灯株式会社で見るDVDからも分かるんですけど、実家に帰ってきて婚約者である彼女をお母さんに紹介する時でも、とてもお母さん思いの子だな、と思っていました。
彼女に対する接し方とかも、優しさに溢れている感じですね。
また、お母さんと接する時と彼女と接する時と、やっぱりちょっと違って、走馬灯株式会社に来てひとりになるとまた本音というかボソっとつぶやく本心とのギャップが出せればな、というのもありました。

原作の隆広は絵に描いたような「いい人」だったので、女性側から見たら意外とこういう人を旦那さんに持ったらいいのかな?と思うほどの好青年だったり(笑)。

お母さんと接する時と彼女と接する時との違いも、実際お芝居をしていて自然に変わりました。お母さんにはやっぱりどこか甘える、というか心許してる感じがあって。もちろん彼女に対してもそれはあるんですけど、お母さんと彼女はやっぱり違うカテゴリーで、生まれてからずっと傍にいてくれたのがお母さんなので、お母さんと彼女への態度の違いとか距離感とかはやっぱり自然に出るのかな、と思いました。
お母さんに反抗的な態度を取ったりするのかな?というくらい、子供時代の隆広を見ててもお母さんのことが大好きなんだな、と純粋に感じましたし。
彼女を前に「うちのお母さん、超優しいんだよ」って言えるのもなかなかないじゃないですか(笑)。それが言えるというのは、それだけ心許してるというか、心閉ざすということはなかったのかな?と思います。

Q2:現場の雰囲気はいかがですか?

最初に自宅のシーンを撮ったんですけど、監督をはじめ皆さんにとてもよくしていただいたので、何の抵抗もなく入れました。
この作品は、感情の変化がものすごくあるんですけど、彼女と楽しく過ごしていたシーンの次に、走馬灯株式会社へ行った後のシーンを撮ったり、と内面的に抱えている、でもそれを表に出さないようにしている、けれどもどっかにじみ出てきちゃったりして、彼女に気づかれないか、とかお母さんに気づかれないか、とかそういう気持ちの繋がりは苦労しましたが、監督ととても細かく「ここのシーンはこんな気持ちで」というのを詰めて話しができたので、よかったです。

Q3:「走馬灯株式会社」の内容にちなみ、自分の人生のディスクを見たいですか?

見たくないです!(即答)
絶対見たくないですねー(笑)!!知りたくない、というか・・・昔にあって今にないものとか現実にはたくさんあると思うし、そういう忘れていることを見てみたい、とは少し思いますけど、子供の頃には気づかなかったけど、何年何十年と経って気づくことはもしかしたらプラスかもしれないし、でももしかしたらマイナスかもしれないし・・・だから小学生くらいまでだったら・・・見てもいいかな(笑)。昔見ていて今はない景色とか、そういうのなら見てみたいかもしれないですね。
自分の人生、という意味では見たくないですね。

どういう形で見るか、ですよね。ひとりで見るのか、とか。
知らないほうが幸せなこともあるし。一種の「人生の賭け」みたいになりそうですよね。

原作、のめり込んで一気読みしたんですよね。
そして原作を読みながら、自分の周りの人との関係とかをすごく考えてしまいましたね。
あの人と出会った時は・・・とか(笑)。
でもやっぱり過去は「触ってはいけないもの」という印象でしたね。

Q4:1話の見どころを教えてください。

『走馬灯株式会社』が始まる、という第一歩であって、とても大事な回だと思うので、見る人たちにとっても新しい始まり、というか、自分の人生に置き換えて見終わった時の余韻でいろいろと振り返ることが自然にできるような作品になればな、と思います。
1話の内容に関しては「親子愛」と「彼女を大事にする愛」というのと、一番はやはり「母との絆」だと思うので、そこを見ていただければ、と思います。
見る人によって、いろいろな答えがあると思うので。

あと、香椎さん演じる神沼の「気づいたらそこにいる」という、ゾクっとする存在感は必見です。神沼の美しさから来る恐怖はこの作品の一番の見どころだと思うので、そこも見ていただきたいですね。
隆広の主観目線以外の、周りの人たちの目線とかを見ての新たな発見とかもありますし、神秘的な神沼が入り口となっている「走馬灯株式会社」に引きずり込まれていく一部始終をご覧いただければ、と思います。

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