インタビュー 橋本さとしさん

Q1:演じている杉浦という役はどんな役どころですか?

一見愛妻家なのですが、ある女性と浮気をしてしまい、浮気相手がとても取り返しのつかない感じになってしまい、後悔した時にはもう遅く、どんどん落ちていってしまう男性の役です。あとすごく純粋な男性なんだと思います。何かに抗うということをしない男です。

杉浦は同情の余地がない女の敵だと思います。大なり小なり、人間は弱いところがあるけれど、今回はその杉浦の弱さが全部裏目に出てしまったんだと思います。
人はプラスだけでなくマイナスの要素も持っているから、そういう意味ではリアリティのある、大変面白い作品であり面白い人格だなと思います。

杉浦は演じていても「これは絶対嫌な男だと思われるだろうな」と思っていました。役者としてはそう思われた方が喜ばしいんですけれど(笑)。
男からしてみても「そんなことを言ってはダメだろう!」と思う台詞がたくさんあるので、彼の心の大きな穴が垣間見れて、また自分だったら言わないだろうという台詞がたくさん言えたので、楽しかったです。

Q2:現場の雰囲気はいかがですか?

この暑い時期にロケで海岸に行ったりしていたのですが、大変過酷な状況の中、特に押すこともなくチームワークがとてもよいと思いました。
監督さんも演技に対してとても細かく、且つしぶとく撮ってくださって、演技に対して妥協しないでしっかり心の描写を描いてくださるので、演じていてとても楽しかったです。
だた、アスファルトの上に寝転ぶシーンがあったのですが、いろいろな角度から撮ったりと何度もテイクを重ねていたので、さすがに厳しかったです。普段かくような汗ではないサラサラした汗が出てきて、なんだか段々岩盤浴をしているような気分になってきたり(笑)。

Q3:「走馬灯株式会社」の内容にちなみ、自分の人生のディスクを見たいですか?

極力見たくはないですよね・・・。
自分自身を客観的に見つめると、前に進めなくなるような気がするので、過去は極力封印して生きていきたいです。
いい思い出は残していきたいですけど、それは心の中だけで十分ですし、思い出は心の中でどんどん美化されていくので、過去は綺麗な産物として残しておきたいです。

だた「走馬灯株式会社」の存在はとても面白いなと思います。
「過去こうだったから今こうなっているのよ」と誰かに問いかけられているような感じで、過去に起こったことは現在に必ず繋がっていると思うので、それを映像で具体的に伝えるというのは、見ている方も分かりやすいしリアルに感じることができます。しかも主観映像でリアルに残されていますので、これ以上の証拠はないだろう、と。だからとても面白いと思います。

Q4:9話の見どころを教えてください。

男女間のもつれから起こる不幸な出来事という普遍的なテーマなんですが、愚かな男の話しです。
これを見た男性の方々は、是非気をつけてほしいなと思います(笑)。
女性の方々はもう、けちょんけちょんにしていただきたいです(笑)。
こういうテーマはいろいろな見方ができて、とても面白いと思います。

「走馬灯株式会社」に呼ばれた杉浦という男の今後の人生は、一体どうなるのか、という終わり方もサスペンスな終わり方をするので、是非そこもいろいろと想像を巡らせながら見ていただければ、見終わった後も楽しめると思います。
主観映像もかなり臨場感があり、面白いと思いますので是非併せて見てください。
あとは本編内で描写はあまりされていないのですが、家にいる時は結婚指輪をしているのに、外に出る時は実は指輪を外しているんですよ。そこでこの男の本気度というか、そういうのを表しているのでその隠しポイントも注目していただければ、と思います。

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