参院選関連ニュース1人区の秋田、イージス・アショア配備が争点に浮上

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1人区の秋田はミサイル迎撃システム「イージス・アショア」配備が争点に浮上しています。与党と野党統一候補の一騎打ちの構図です。

選挙戦初日の4日、激戦区の秋田にこの人が駆け付けました。
自民党の小泉進次郎衆院議員。
その小泉氏が「ともに年金問題に取り組んできた」と応援するのは、自民党の現職・中泉松司候補で、高齢化と人口減少社会に備えることの重要性を訴えました。

対する野党は無所属の寺田静候補。
野党統一候補として今回、出馬しました。

寺田候補の第一声には、野党4党の地方組織が応援に駆け付けました。
寺田氏は、無所属の候補として幅広い「無党派層」を取り込みたい考えです。

この秋田をはじめ、事実上、与野党一騎打ちの構図となるのが全国32ある1人区。 立憲民主党など野党5党派は今回、この1人区全てで候補者を一本化し選挙戦に臨んでいます。

その秋田で今、争点の1つに浮上しているのが、地上配備型ミサイル迎撃システム 「イージスアショア」。 北朝鮮の弾道ミサイルなどから日本全土を守るため、政府は秋田と山口に配備する方針です。ただ、秋田の候補地となっている自衛隊の演習場は住宅街に近接し、1キロ以内には学校などが点在しています。

先月には地形の調査でデータのミスが発覚。
その後の住民説明会では防衛省職員が居眠り。
地元の反発は一気に強まったのです。

この「イージス・アショア」の配備をめぐり、自民党・中泉候補は「防衛省の対応を厳しく見ていく」と強調した上で、次のように述べました。

「大事な争点の一つであっても、秋田県、抱えている課題もたくさんありますし、その地域が抱えている課題等もあると思うので、大事な争点の一つとして扱いながら選挙戦を戦っていきたい」(自民党・中泉松司候補)

一方、野党統一候補の寺田氏は。
「私が選挙に負けるようなことがあれば、秋田の県民はイージス・アショアに承諾してくれたといって、政府は(配備を)進めるのではないかと危惧しています」(無所属・寺田静候補)

投開票まで2週間あまり。
なお、この秋田選挙区では諸派の石岡隆治氏も立候補しています。(7月5日17:28)


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7月21日(日)よる7:54放送

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