金銭にとっても細かく、河合家の家計は自分がガッチリ握っている。出世意欲満々で、出世の妨げとなる噂がたつのを極端に恐れて、世間体を異常に気にする。
8年前の傷害事件のことを金沢とともに、徹底的に秘密にしており、真相を知りたがるひとみを殴ってでも詮索を止めさせようとしたが、良心の呵責に耐えかねていた。「私だって、力になりたいの」と言うひとみの強い愛情を受けて、ついに真相を告白。
外資系銀行から思わぬ接待を受けたせいで、フリーライターに強請られる。フリーライターの正体を探る過程で久木田から暴力をうけた金沢をダシに、理佐子と久木田から金をせびり取る計画を提案。
しかしその計画のせいで、金沢はフリーライターに延々と強請られ続けることになってしまった。