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■脚本:岡田麿里 ■コンテ:桜美かつし
■演出:島崎奈々子 ■作画監督:ふくだのりゆき

いつものように騒がしい夜の桜田家。するとそこに新たなドール・翠星石がやってきた。
不機嫌なジュンに対し、嬉しがるのり。口の悪い翠星石だが、のりが花に水をやっている姿をみてわずかながら穏やかな表情を見せる。それを見た真紅は翠星石にジュンのために力を使うようお願いをする。翠星石の力、それは夢へつながる扉を見つけて、行き来できるものだった。渋りながらもジュンに力を使う翠星石。あふれる光につつまれたジュンは自分の夢の世界へと導かれていく。



■監督みどころコメント
○ジュンの世界○
人が自身の内にある少しはマシなものを外に現そうとするのは、虚栄心ではなく、自我を確立したいというごく自然な欲求なんです。
でもジュン君はそんなものまで捨ててしまった可哀想な子。
目立たない存在の人ほど敏感な自意識を持ち他人の評判に悩んでいます。
この世界には彼があのような生活を送るようになってしまった理由がいろいろ出てきます。

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