■脚本:花田十輝 ■コンテ:松尾 衡
■演出:松尾 衡 ■作画監督:石井久美
主人公・桜田ジュンの趣味はネット通販で買った商品を期間ギリギリでクーリングオ
フしてスリルを楽しむこと。
ジュンは姉の“のり”の心配もよそに、今日もこの暗い趣味に精を出していた。
そんなある日のこと、ジュンの元に頼んだ覚えのない荷物が届く。中から現れたのは、まるで生きているかのように精巧なアンティークドール。
興味本位でこの少女人形のネジを巻いたジュンは、驚愕の事実を目の当たりにする。
なんと、この人形が勝手に動き出し、あろうことか平手打ちを放ってきたのだ……!
■監督みどころコメント
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○冒頭のシーン○
原作に無い”引っかかる映像”を入れたかったのです。
あれは人形の辛い思い出です。でもそういう過去だって経験してるから彼女は強いのです。
そして人形が作られたのは何時なのか?という疑問にも少し答えています。
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○ミニカー○
こちらも原作に無いジュンの趣味です。”ちゃんと確立してない子”ということで、知ってるはずがない古い車関係のアイテムを選びました。ようするに見かけだけで好きになった物です。
彼の部屋はそういう軽い意識で構成された場所で、車グッズは手軽に居心地を良くするための飾りなのです。小さい頃に意味もなく集めてた物って、みんなあるでしょ?
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