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2015年06月15日(月)放送分 今朝の、森永乳業presentsチョー(腸)いい話は、松生クリニック院長 松生恒夫先生に解説して頂きました。 排便力をアップさせるには、どうしたらいいのか・・・? (1) 食物繊維を多く摂る。 下剤依存症の多くは女性で、ダイエットをきっかけに、 便秘を悪化させるケースが多々ある。 また、高齢者になると、食事の量が少なくなって、 食物繊維の摂取量も少なくなることもあるが、 玄米や雑穀米などの穀物を急に増やすと、 お腹の膨満感がますます悪化し、 排便が難しくなることもあり得る。 こういう場合は、リンゴなどに多く含まれる、 水溶性食物繊維を比較的多く摂って、バランスをとることが大事。 (2) 腸の働きをアップさせる。 アントラキノン系の下剤を連用していると、 その代謝産物が腸管の粘膜に沈着して黒くなる 「大腸メラノーシス」を引き起こします。 これは、腸の神経の働きを弱めてしまいます。 アントラキノン系の下剤をできるだけ減量、離脱し、 腸の自然の力を戻すようにするべきです。 (3) 便意自体をなくしてしまっている場合は、 便意をつける訓練をする。 よく、「朝トイレに行って座ることが便意を生み出す」ということが 言われがちですが・・・実際には、便意を失ってしまっている人に、 こんなことを勧めても、全く排便にはつながりません。 ビフィズス菌やオリーブオイルを、副作用の少ない 酸化マグネシウムと組み合わせることも有効な手段の一つ。 刺激性下剤を服用しないで、酸化マグネシウムや植物性乳酸菌を |
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