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2015年03月23日(月)放送分 今朝は、政治評論家・有馬晴海さんに、「政界裏情報」を解説して頂きました。 先日の、ミシェル・オバマ夫人の来日、 その真相は有馬さんによると・・・ ● ミシェル・オバマ夫人での初来日に、正直驚いた。 来日の理由としては、あくまで「表向き」 アメリカのファーストレディーが、そのような理由で、 単身で日本を訪れるとは、到底思えない。 昨年末、オバマ大統領との不仲説が噴出。 離婚の危機とも報じられた。 それを受けて、安倍総理が進める憲法改正、原発再稼働などに、 ことごとく反対し、安倍家の家庭内野党などととも 言われている、昭恵夫人と、“夫談義”が目的なんて話しも出るが、 これも冗談の範疇。 本当は・・・昨年4月にオバマ大統領が来日する際、 子どもの入学準備で同行しなかったこと。 それでも同じ時期に中国には、訪問していることなどの、 お詫び行脚が少々と、安倍総理が準備を始めた、 戦後70年「安倍談話」のバックアップと言われてる。 アメリカは、2015年をアメリカと日本との同盟強化を訴える年と 位置づけている。かつて戦った相手が戦後いかに 民主的な価値観を共有するか。 パートナーに生まれ変わり、平和貢献してきたかを アピールしたいと考えている。 そこで、安倍総理が成長戦略のひとつに挙げている、 女性の社会進出、それも指導的立場に3割!!!と掲げている、 流れでの、途上国の少女教育支援を日米共同宣言するための ファーストレディー外交ということではないか。 ミシェル夫人が、オバマ大統領からの親書を携えてきたかどうかは 不明だが、4月下旬、アメリカで行われる日米首脳会談の 露払いの役割もあるだろう。 加えて、これまでの日本の総理夫人ではなかった、 “意見を言うファーストレディー”の昭恵夫人は、 ホワイトハウスに見習って、官邸に「ファーストレディー室」を 設けている。 これまで、総理夫人は封じ込められてきた。 女性社会の構築を掲げる安倍総理は昭恵夫人の発言に寛容なのは、当然。 ミシェル夫人の単身訪日が途上国支援のみならず、 日本の女性の地位向上に影響があれば、大いに意義がある機会。 |
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