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2015年02月09日(月)放送分 今朝は、久留米大学商学部 塚崎公義先生に、「退職金貧乏」について、伺いました。 年金の受け取り時期は・・・? ● 年金は原則65歳から受け取れる。 希望すれば受け取り開始時期を60歳に早めることも、 70歳まで遅らせることも出来る。 65歳まで生活資金が無い。 体調がおもわしくない。などの理由以外は、 年金は65歳まで我慢すべき。と考える。 退職金の最も良い運用方法は、(借金の返済を別とすれば) 年金の早期受け取りを我慢するための生活費に使うこと。なのです。 さらに少しでも余裕があるならば、 「長生きして蓄えが底をついてしまうリスク」を考えて、 年金受給年齢を70歳にする、という選択がオススメ。 70歳まで年金の受け取りを我慢すると・・・ 70歳以降の毎月の受給額が、42%増額されるので、 平均支出を上回る年金が期待出来ます。 退職金などで70歳まで食いつなぐことが出来れば、 老後の生活としては一応安心。 そのためには、65歳から70歳までの支出を、 毎月30万円として、なにかあった時に備えた手元資金を、 200万円程度持っておくとして・・・およそ2000万円程度あれば 大丈夫。という計算。 この計算は、すこし厳しめの数字。 2000万円あれば大丈夫。という安心材料だと考えてほしい。 |
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