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2014年12月01日(月)放送分 今朝は、「家族内ドロボー」というテーマで、 東京第一弁護士会 長谷川裕雅(はせがわ ひろまさ)弁護士に、 お話し伺いました。 今までの事例では・・・ 「名義と実態のずれ」が問題となる例 例えば・・・ 自立出来ない長男に援助を続ける父親 数十年間で援助した総額は、数千万円。 お金の出所が父親にも関わらず、長男は自分名義の 一軒家に住んでいます。 長男は援助をもはや当たり前のように受け取っていますし、 困ったことがあると、すぐに金の無心。 父親の銀行預金にまで手を付けてしまう。 長男名義の一軒家も、長男が手を付けた銀行預金も、 父親の財産ですから、他の兄弟からしてみれば勝手に 持ち逃げされたのと同じ。 甘やかし招く、家族内ドロボー。 そのほか、嫁姑問題を抱えている方はご注意を!!! 相続でもめている家庭をみていると、嫁姑で息子を奪い合った結果、 嫁が勝利したケースで、家族内ドロボーが多く発生。 息子は当初母親と妻の間で、調整役にまわっていましたが・・・ ですが、やがて母親に牙をむけることに。 名義がたまたま自分のものになっていた両親の不動産や 有価証券について、実際の場合でも自分のものであるかのように、 振る舞い始める。 居住中の両親に対して、資料を請求し始め、 建物から立ち退きを要求。 当初は不動産が両親のものであることを認めていた息子でしたが、 嫁姑問題をきっかけに母親と対立し、 不動産は自分のもの居直るパターン。 などがあったそうです。 |
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