放送後記：生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線

2014年11月10日（月）放送分

今朝は、作家・童門冬二先生に、
戦国武将・織田信長の言葉について、
解説して頂きました。

わしの国は、いつも百姓が居眠りできるようにしたい

信長が戦のために京へ向かう途中、陽気がいいので畑の中で
1人の農民が昼寝していた。
信長の馬のくつわを取っていた武士が気付き、
「ご覧ください、あいつを。百姓の分際でお館様がこれから合戦へ
お出かけになろうとしているときに、
高いびきをかいております。
出陣の血祭りに切り捨てましょう。」と激昂した。

しかし、信長は「やめろ。そんなバカな真似は。いいか」
と笑いながら制し、「領主が合戦に出かけようが、
百姓は土の上でいびきをかく。おれはこういう光景が大好きだ」と、
自分の描く理想の国について、すべての部下に聞こえるように言った。

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