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2014年08月07日(木)放送分 今朝のニュースピックアップは、教育改革実践家の藤原和博さんにお話を伺いました。朝日新聞の、脱「1校1プール」の波 という記事について解説していただきました。 これは、一つの学校に一つのプールが原則だった公立高校のプールを見直し、 水泳の授業をスイミングクラブに委託したり、 いくつかの学校で拠点となるプールを設ける自治体が相次いでいるということ。 これに藤原さんは、 少子化が進んでいて、今後はプールだけでなく、体育館も共有する事例が出るとのこと。 場合によっては校庭を共有する事例も出てくるかもしれない。それが進むと統廃合が起きる。 小学校は避難拠点になっているので、統廃合は少ないが、中学校は6000校くらいまで減っても不思議ではない。 実は、学校をまとめた方が、生徒の数も増え、教員が集中するようになる。 そうすると切磋琢磨しやすい環境が生まれる。 生徒が少なくなると切磋琢磨が起こらないので、部活のレベルも低くなってしまう。 さらに、設備投資がバラバラになるので、余計にお金がかかる。 統廃合をどんどん進めて、プールや体育館の施設を共有するようになればいい、と藤原さんは仰っていました。 日本も時代に合わせて変わっていく事が必要なのかもしれませんね。 |
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