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2014年07月03日(木)放送分 今朝のニュースピックアップは、教育改革実践家、東京都杉並区立和田中学校・元校長の藤原和博さんにお話を伺いました。 先月、経済協力開発機構が公表した調査で、 日本の学校の先生の勤務時間は週54時間と加盟国の中でも最も長い! という結果が出ました。 要因としては、部活や事務作業授業以外の作業に追われているというのも一因ですが・・・ これに対し、藤原さんは 日本の先生は学習指導のほかに、 「給食は残さず食べなさい」「靴の底は踏まないように」 といったような生活指導もやらなくてはならない。 これをやっているのは日本くらいで、欧米では授業が終わると親に子どもを返し、 あとは、「地域の人で生活指導をやりなさい」という形を取ってる。 他の要因としては、例えば農林水産省から「食育」をやりなさいというような仕事が増えている。 いろいろ“やりすぎ”という面があります。 そして、日本の先生の労働時間は変わるのでしょうか・・・ の問いに対しては、 例えば小学校では週に1時間英語の時間を設けているが、 これを先生がやると負担が増えてしまう。 それを避けるためには、塾と組んで塾講師にやってもらうのも一つの手。 と仰っていました。 お子さんを持つ方には非常に興味のある内容でしたね。 教師の方もかなりの苦労をされているようです。 いつか負担が減る日は来るのでしょうか? 今後の動きに注目です。 |
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