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2014年05月22日(木)放送分 今朝のニュースピックアップは、TBSラジオの崎山敏也記者にお話を伺いました。 福島第一原発の汚染水対策、汚染度の低い地下水を海へ放出 というニュースについて。 汚染水はどうして生じるかというと、 地下水が1号機から4号機の原子炉の地下に流れ込んでいる。 原子炉建屋も壊れているようなので、中から放射性物質が出てきている。 そうなるとどんどん汚染水が増えてしまう。 福島第一原発では、1日で汚染水が400トンも増えていると言われている。 ただ、第一原発の地下水は最初の段階ではあまり汚染されていない。 なので、あまり汚染が進んでいない最初の段階で、井戸でくみ上げ、 海に流して、なるべく汚染水の量を減らそうとのこと。 他にも実験段階だが、電気を使って地面を凍らせるやり方や、 汚染水が生じた場合、放射性物質を取り除いて、 なるべく普通の水に近づける方法が同時並行で進行中。 とはいえ、漁業関係の方や、私たち消費者も このようなニュースがあると心配になってしまいますよね? これに対し、崎山さんは、 今回は、漁業関係者と十分打ち合わせをした上で、 定めた基準より濃度が高くなったら、もちろん地下水の放出は止める。 いわき市などでは、毎日魚の放射性物質を検査していて、 回遊している魚はほとんど放射性物質が検出されていない。 むやみやたらに「福島の魚は危ない」ということを考えずに きちんと検査しているものだと受け入れることが大事。 と仰っていました。 原発関連のニュースは日々動きます。 正確な情報を手に入れましょう。 |
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