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2014年02月13日(木)放送分 2月の「うるおい生活講座・木曜日」は、『脳卒中の後遺症』について1カ月・4回にわたって特集します。 2回目の今朝は、 「脳卒中後の身体機能障害の一つ、痙縮=手足の筋肉のつっぱり」の治療について 先週に引き続き、東京慈恵会医科大学・リハビリテーション科・教授の 安保雅博先生にお話を伺いました。 安保先生によると、「痙縮」の治療として飲み薬や神経ブロックという注射、 「ボツリヌス療法」となどいう治療法があるそうです。 中でもボツリヌス療法は、最近厚生労働省が認可した治療で、 とても注目されているそうです。 ボツリヌス療法とは、お薬を筋肉に注射し、 固くなった筋肉をやわらかくして、リハビリをしやすくしたり、 動かしやすくしたりする効果が期待されているとのこと。 これまで、脳卒中後の手足の機能回復は、 時間が経ってしまったり、ある一定の状態まで回復すると、 その後、いくらリハビリを頑張っても それ以上は効果が望めないとされてきたそうです。 しかし、この「ボツリヌス療法」を併用してリハビリを行うことで、 従来の治療の限界を超える可能性があると考えているというお話でした。 |
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