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2013年12月30日(月)放送分 今朝は、あまきクリニック 小林正弘先生に、「あざ」の治療について、教えて頂きました。 「あざ」のレーザー治療は現在、格段の進歩を遂げています。 悪性化する可能性のない「あざ」、または少ない「あざ」で、 整容的=姿を整えるために切除したい場合は レーザーによる治療がお勧め。 ● 「青あざ」 *『太田母斑』・・・多くの場合顔面の半側に存在する青色の「あざ」 *『異所性蒙古斑』・・・蒙古斑がお尻以外にできた「あざ」 いずれも、平均的な治療回数は5回程度、 治療間隔は3カ月ごとになります。 『太田母斑』は、レーザー治療が著効=良く効く「あざ」です。 『異所性蒙古斑』は、2歳くらいまで行う方が良い結果が得られます。 ●「赤あざ」 *『単純性血管腫』・・・出生時より認める赤色の平坦な「あざ」 *『いちご状血管腫』・・・出生後2週間くらいから出現する赤色の隆起性の「あざ」 平均的治療回数は5〜10回程度、 治療間隔は、『単純性血管腫』は3カ月ごと、 『いちご状血管腫』は1〜3カ月ごとになります。 また『単純性血管腫』に関しては、多くの場合、改善しますが、 赤色が薄くなった状態で、残存してしまう場合もあります。 ●「茶あざ」=『扁平母斑』 隆起のない平坦な、茶色のあざです。 平均的な治療回数は5回程度、 治療間隔は3カ月ごとになります。 色が薄いので、容易に取れると思われる場合が多いのですが、 実は、取れにくいあざです。 レーザー治療をすると、直後は、非常に良くなるのですが、 強い再発傾向があります。 |
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