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2012年10月12日(金)放送分 すっかり秋めいてきました。風邪などお気を付けください。今日は、うるおい生活講座で光が丘病院・傷の治療センター科長・夏井睦先生に、 傷の最新治療についてお話を伺いました。 昔は、ばい菌予防のため、傷口を消毒するのが当たり前でしたが、 消毒薬は、ばい菌だけを殺してくれるわけではない。 どの消毒薬も破壊のターゲットは「タンパク質」。 消毒薬は、人間の細胞膜であるタンパクを破壊してしまうそうです。 また、傷を乾燥させるのもよくないそうで、かさぶたは、 傷口を乾燥させて死んだ細胞。中にばい菌を閉じ込めて、上から蓋をしていること。 かさぶたを剥がすと、膿が出てくるように、中では化膿しているので、 決してかさぶたは作ってはいけないそうです。 自然に出てくる、ジュクジュクしている人間の持っている培養液に頼り、 その培養液の働きを阻害しない 1.傷にくっつかない 2.滲出液(細胞成長因子)を外に逃がさない。 3.ある程度水分吸収能力がある。 これが重要になります。 * この3つの条件を満たした治療材料を「創傷被覆材」と言い、 湿潤療法用絆創膏はドラッグストアで、販売されています。 * また、食品用のラップなどでも効果は望めますが、感染症を引き起こしたり、 傷が悪化したりする事例も多く報告されているので、注意が必要です。 サントリーウエルネス おはよう健康塾では、 料理研究家ほりえさわこさんにお話を伺いました。 歳を重ねると、味に対する感覚は低下し、塩味についても感じにくくなる傾向にあり、 つい、濃く味付けをしてしまいがちになります。 * そこで、うす味にする工夫をいくつか紹介したいと思います。 1.煮物には、濃い目にとったダシを使ってこくをつける。 2.味は直接舌にあたる表面につける。 3.食卓に置くしょう油さしを細く出るものに変え、しょう油はダシで割る。 4.汁ものは具だくさんにし、汁の量を減らす。 また、汁ものはどうしても塩分過剰になるため、1日1回にとどめる。 小さなことからコツコツと。塩分の過剰摂取、注意しましょう。 そして、TBSラジオでお聴きの皆さんは、明日13日土曜日、朝5時05分から、 生島ヒロシのサタデー・一直線!ゲストは、日本マクドナルドの原田泳幸さん。 さらに、山本益博さんの、ご飯のおいしいお店の紹介も!是非、お聴き逃しなく! |
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