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2012年10月10日(水)放送分 今朝の健康一直線は、順天堂大学大学院教授・白澤卓二先生が登場!「ボケないための7つの習慣」についてお話を伺いました。 最近、長寿を考える際に使われる言葉で「テロメア」というモノがあるそうです。 これは、細胞の中にある染色体の端のことで、 この「テロメア」が年を取ると共にだんだんと減ってくる。 そしてこの「テロメア」が短くなることによって、老化が進み、 病気にかかりやすくなると言う事が分かってきました。 逆に「テロメア」が年を取っても長く保たれている人は、高齢でもいつまでも若々しく健康で、 認知症とは無縁の生き方が出来る。 つまり「テロメア」を長く保つ生活習慣を身につけることが大切との事でした。 そこで「テロメアを保つ7つの習慣」として・・・ 1.腹七分目を心がける 肥満は、テロメアを短くして、老化を促進するばかりでなく、 癌、認知症、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因になります。 2.毎食、野菜や果物を取る 野菜や果物に豊富に含まれるビタミンA、C、E、ファイトケミカルの抗酸化作用によって、 癌や動脈硬化、認知症を予防します。 ただし、果物には糖分が多く含まれているので、食べ過ぎには要注意! 3.青魚を意識的にとる 背の青い魚に多く含まれているDHAやEPAは、動脈硬化を予防する働きがある他、 これまでの研究によって、 テロメアを伸ばすテロメラーゼを活性化すると推測されるそうです。 4.発酵食品が免疫力を高める 漬け物やヨーグルト、納豆などの発酵食品に含まれる「乳酸菌」「納豆菌」が、 免疫機能を担うリンパ球のバランスを整えて、免疫力を高めてくれます。 5.喫煙者は今すぐ禁煙! タバコは、肺がんや喉頭癌のリスクを高めるだけでなく、 確実にテロメアを短くします。 6.運動を習慣化させる 特に、腰や膝などにあまり負担をかけずに出来る「ウィーキング」がオススメ。 7.自分なりのストレス解消法を身につける ストレスがテロメアを短くすることは既に知られています。 運動や質の良い睡眠、趣味、生き甲斐を持つことで、上手にストレスを解消しましょう! |
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