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2012年06月22日(金)放送分 今朝は、日本薬科大学教授、薬学博士で薬剤師の船山信次先生に「意外と知らない身の回りの毒」について、お話を伺いました。 私たちの食生活で「毒」になるものとして・・・ 1.良く言われるものとしては「銀杏」。 よく、銀杏は、年齢の数だけと言われますが、こどもが大量に食べると中毒を起こす恐れがあるので、食べすぎには注意。 2.意外なものとしては「モロヘイヤ」。 葉っぱを食用として食べる分には問題ありませんが、この植物の種子には、 大量の「オリトリサイド」と呼ばれる強心成分が含まれています。 この成分は、ジキリタスと同じ心臓毒で、実の付いたモロヘイヤを食べた 牛が死亡する事件も起きているので注意が必要です。 3.食べ合わせという意味では・・・ 納豆と抗血液凝固剤の相性が良くないことがわかっています。 納豆に含まれているビタミン K がワルファリンによる血液の抗凝固作用を弱めてしまい、 その結果血管が詰まって血栓症を発症し、最悪の場合、脳梗塞、心筋梗塞を起こしてしまいます。 4.また、グレープフルーツジュースを飲んだ後に、ある種の薬を飲むことも避けた方が良いです。 グレープフルーツジュースに含まれる成分が、薬の代謝を邪魔し、薬の作用が強く出過ぎます。 情報一直線では、料理評論家・山本益博さんに「とんかつのおいしい店」について教えていただきました。 1.六本木「イマカツ」。おススメは、特選ロースかつ膳。 2.武蔵小山 もち豚とんかつ「たいよう」。 近年、豚肉の質が向上、「とんかつ黄金時代」が到来してきたようですよ。 来週月曜日からのおはよう定食、一直線もよろしくお願いいたします。 |
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