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2012年06月06日(水)放送分 今朝の「うるおい生活講座」は、ふじ内科クリニック院長で在宅ホスピス医でもいらっしゃいます内藤いづみ先生に ご出演いただきました。 近年、当たり前となってきている「終末期における在宅医療」について、 内藤先生は以下の様にお話しされていました。 癌患者さんの場合、短いかもしれないが、残された時間がある。 一時も無駄にして欲しくない。 病気が治せなくても、最期の一息まで、その人らしく生き抜いて欲しいと願う。 その為には、人生の残された課題(ライフレッスン)に気づいて欲しい。 和解したいことに直ちに着手して欲しい。 恥ずかしがり屋の人も「好きだよ」と、愛する人にハッキリ伝えて欲しい。 その為には、癌によって起こる身体の痛みを緩和することが、一番先に必要。 癌の痛みは、全てを押しつぶしてしまう。 なので、癌患者さんが体の痛みから解放されて、自分を取り戻すために 終末期医療において「緩和ケア」が必要になる。 自分のため、そして残される家族の為にも、最期まで自分らしく生きる事がとても大切と言う事を、 改めて思い知らせれた気がします。 ▽来週の水曜日は、プロデューサーでクラブ・ウィルビー代表の残間里江子さんとお送りします。 元祖お取り寄せの達人、福田ふくさんが推薦する絶品!「鮑醤油仕立てのローストビーフ」が当たるキーワードクイズもありますよ。 是非、お聴きください。 |
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