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2012年05月11日(金)放送分 今週も、おはよう定食、おはよう一直線をお聴きいただきありがとうございました。◆うるおい生活講座は、コレステロール治療の常識と非常識ということで、 東京都健康長寿医療センター顧問・桑島巌先生にお話を伺いました。 コレステロールが高めの方がいいという話が広がっていますが、高ければいいという訳ではないそうです。 例えば、閉経前の女性は、一般的にコレステロールが低いのですが、 自ら善玉(HDL)コレステロールを増やし悪玉(LDL)コレステロールを減らします。 また、女性は、多少コレステロールが高くなっても、動脈硬化が進みにくい性質を持っています。 患者さんによって、動脈硬化のリスクがある、コレステロールの目標値と治療方針が異なるそうですよ。 ちなみに、女性ホルモンの働きがなくなっていく閉経後、目安としては55歳過ぎてからは女性も注意が必要ですが、 それでも善玉(HDL)コレステロールは高いため、動脈硬化が進んでいなければ、薬物療法はいらないそうです。 善玉(HDL)コレステロールが低い場合は、首の頚動脈の動脈硬化を診ます。 頚動脈は心臓の冠動脈と似た性質を持っています。 頚動脈に脂質プラークがあると分かった場合は、全身の動脈でも動脈硬化が進んでいる可能性があるので、 そうした場合は女性でも、薬を使ってコレステロールを下げたほうがいいそうですよ。 ◆情報一直線では、楽天証券経済研究所客員研究員、経済評論家の山崎元さんに 「金融業界が煽る不安の正体と今後の対策」について伺いました。 年金不安は金融業界にとって格好の商材。 「自分の年金を作りましょう」と、うたって被害にあう方が増えています。 主な手口としては… ・目先の分配金を膨らませた投資信託を売る。 ・外貨建てのものも含めた顧客の特になるのか怪しい年金保険を売る。 ・多額の外貨預金や金(きん)、限度いっぱいの不動産投資を勧める。など。 一家の大黒柱が突然…や、「インフレだと大儲け」のような極端な運用を勧められたら注意が必要だそうですよ。 ![]() |
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