
![]() |
|
2012年02月01日(水)放送分 今朝の「うるおい生活講座」は、お馴染み、服部学園の鈴木章生先生にご出演いただき、『環境にやさしい食事学』というテーマでお話しいただきました。 今日は環境問題を考える上で、色々な数字が出てきました。 二酸化炭素の原因と成る「食べ物のゴミ」の量。 1年間に発生している食品破棄の量は1900万トン。 そのうち「食べられるのに捨てられている」量は500〜900万トンもあるそうです。 また、環境浄化に必要な量についても驚くべき数字がありました。 醤油、大さじ1杯(15ml)をそのまま捨てて、汚れてしまった水を、 魚が住める水質に戻すために必要な水の量は450L(1.5リットルのペットボトルで300本) 同じく油、小さじ1杯(5ml)の場合、 990L(ペットボトルで660本)もの量が必要と言う事でした。 これらの結果を考えると、ゴミと判断して、そのまま捨ててしまうことが、 とてつもない環境破壊に繋がっていると考えられます。 そのまま捨ててしまうのではなく、食材は最大限、使う努力を、そして捨てる場合も環境について、 一度、振り返って考えてみる、そうした「クセ」を付けることが本当に大切だ、 と言う事を改めて考えさせられました。 |
![]() |
Copyright© 1995-2025, TBS RADIO,Inc. All Rights Reserved. |