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2011年12月22日(木)放送分 今日のうるおい生活講座は・・・「放射能と健康被害のエビデンス」と題して、 新潟大学医学部教授・医学博士 岡田正彦さんにお話を伺いました。 今は昔と違うので一丸にそうだとは言えないものの、 チェルノブイリでの原発事故後の調査によると、放射線を受け、 汚染されやすい食品はまず群を抜いて「きのこ」。 以下、牛肉、牛乳・乳製品、豚肉、じゃがいも、野菜、果物の順で、 地中深く育つもの、気になるものは比較的軽いという結果が出ているそうです。 ちなみに、ヒトの体内に入った放射性物質はおよそ3ヵ月半で半分に減るそうですよ。 肺がん検診で、定期的にエックス線検診を受けると、死亡者数が増えているという データもあるそうで、検査を受けると安心できるからという理由で CTやエックス線を受けないほうが良いそうです。 放射能に関しては、いろいろな所で、いろいろな情報がでているため、 何を信じたらいいかわからなくなっているところもあります。 どの情報が正しい情報か私たちが見分ける方法としては、 1 対象数、調査期間、比べた相手など具体的なデータが明記されている。 2 情報源(引用文献)など責任の所在が明記されている。 3 複数の調査で同じ結論になっていること。 これら3点を必ず確認をするようにしましょう。 情報一直線は・・・ 「国債格下げが続く各国。日本国債は今後どうなるの?」ということで BNPパリバ証券クレジット調査部長・中空麻奈(なかぞら・まな)さんに お話をうかがいました。 格付けはAでもトリプルAでも同じで、生活者からみれば正直大きな変化は ありません。しかし実は「格下げ」されて見過ごせないことあります。 格付けが格下げされると、調達コストが上がってしまうという欠点があります。 格付けとは、あくまでも民間の格付け機関が付与した信用力を示す シンボルに過ぎません。でも、そのシンボルによって、調達コストが 決定される悪循環を生じてしまうのも事実です。 |
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