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2011年12月08日(木)放送分 今日のうるおい生活講座は・・・東京・荒川区 一義流気功治療院院長・小池義孝さんに「猫背は治る!」という お話を伺いました。日本人のおよそ6割にのぼる猫背。 胸を張って背筋を伸ばすのは気持ちよいものです。 たまにやると、心のモヤモヤが取れてリフレッシュします。 しかし人間は、前に倒れそうになる分には、幾らでもバランスをとれますが、 後ろに倒れそうになるのは、身体が無理をして状態をのけぞらせているので、 この体勢で長時間過ごすことはできません。 人間は知らず知らずのうちに楽なほうへ流れます。 猫背は、人間が無理のない、楽な体勢に流れた結果の姿なのです。 猫背の原因は、足の重心が少しずれていること。 普段何気なく生活をしていると足の真ん中に重心が乗っていますが、 足首からつま先は距離があります。足の体重を中心より後ろに乗せることで バランスが保てます。 足の裏の体重のかけ方を日ごろから注意することで、猫背は治せるのです。 方法です。 1.ひざより下、スネの部分には、2本の骨があります。 その2本の骨のうち、内側の太い骨をまず意識してください。 2.それから、足首の下、少し内側に絞るイメージで体重をのせてください。 3.体重を乗せたら、ゆっくりと力をぬいてください。 4.自分の背筋を意識し、スッと楽に背筋が伸びていれば成功です。 この姿勢が、本当によい姿勢だそうですよ。 情報一直線は・・・ 日本学術振興学会特別研究員、早稲田大学非常勤講師・苫野一徳さんに 「よい教育、よい教師とは何か?」お話を伺いました。 公教育とは本来、自らが自由になるためのコミュニケーション力、自制力、 自由の相互承認の感度という、教養(=力能)を育成するもの。 大人たちによって決められた知識教養、社会のルールを完全に捨て去れない 私たちは、子どもたちが、自由を実質化するために必要な教養を教える必要があるそうです。 また、よい教師とは 「子どもと信頼関係がもてる」 「子どもが期待を裏切っても耐える忍耐力」 「権威がある大人」だそうです。 ただ、教師といえど、完璧な人間はいません。思わず好きになってしまう子もいれば、 どうしても馬の合わない子どももいますね。 そのこと自体は、責められるべきことではありません。 しかし、その結果無自覚に子どもたちを怒鳴り散らしたり、依怙贔屓したりしてはいけません。 教師は常に、自身が独りよがりでないか?感情や価値観だけで子どもたちと 向き合っていないか?自らを振り返り続ける必要がありますね。 これは、教師だけでなく、親や上司にも言えることかもしれませんね。 |
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