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2011年09月28日(水)放送分 今朝の「うるおい生活講座」には帯津三敬病院で食事相談などにも携わる、フーズ・アンド・ヘルス研究所 代表の幕内秀夫さんにご出演いただき、 「お米を見直そう」と題してお話しを伺いました。 日本人1人あたりの米の年間消費量は、1965年は約112キログラム。 しかし最近(2007年のデータによれば)約62キログラムまで落ち込んでいるそうです。 その一方で、畜産物の消費量は増え続け、今は1965年の2.4倍。 油脂類の消費量も、2.3倍に増加しています。 食の欧米化が進んだことも原因で、日本人が食べる「お米の量」がこの40年間で、ほぼ半分。 つまり主食の半分が「お米以外」のものに変わり、 その多くが「油」の多い料理になってしまったといえます。 幕内さんによると、お米にたっぷりの水分を含ませて炊きあげたごはんは腹持ちが良くて、しかも安い。 油も砂糖も含まない、もっとも綺麗な「エネルギー源」と言える。 また、今の日本では、「ガン」や「糖尿病」が若年層にも増加している他、 働き盛りの30代、40代の多くは、疲れやすく、寝不足ではないのに眠くて頭が働かないといった 漠然とした体調不良を抱えている人が増えているそうです。 で、これらの原因を追及していくと、食生活で昔と一番変わった「ごはん不足」に行き着きます。 「ごはん」の変わりに腹持ちの良くない食べ物を主食にしてしまうと、 すぐにお腹が空いてしまい、結果、飽食につながる。 これが原因で体に負荷が掛かり、体調不良などを起こすと見られるそうです。 それではどれ位の量の「ごはん」を食べればいいのでしょうか? 幕内先生によると、出来れば1日2回は「白いごはん」をお腹に入れて欲しいそうです。 子供なら1日3回。 「いかにして、主食たるべき『ごはん』をもっと食べるか」をポイントに、 食事改善して欲しいそうです。 |
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