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2011年08月10日(水)放送分 今朝は、「放射性物質を減らす方法」と題して、「NPO食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一さんにご出演頂き、 今、問題となっている「放射性セシウム」「放射性ストロンチウム」対策について、 お話し頂きました。 小若さん曰く、今、問題となっている放射性セシウム、 放射性ストロンチウムなどは、全てミネラル。 元素周期表を見ると、ストロンチウムはカルシウムの下にあり、 性質が似ている為、そこで性質の似ている放射性のない ミネラルを摂取すれば、たとえ放射能に汚染された食材を 摂取しても影響を薄めることが出来るそうです。 そこでセシウムに関しては、放射能に汚染されていない同族元素の 「カリウム」を摂取する事で、薄めることが出来るそうです。 この「カリウム」はほとんどの食材に含まれているので、 食べ物をそのまま食べていれば不足することはないそうです。 しかし、現在は精製食品が増えており、これらにはカリウムの 量が少ない、あるいは含まれていないことも。 そこで気になる方は、カリウムが多く含まれている「黒砂糖」や 「バナナ」を摂取すると良いそうです。 またストロンチウムに関しては、同族元素の「カルシウム」が 有効。 そこで「スキムミルク」と呼ばれる脱脂粉乳を3食に混ぜて 食して欲しいと言う事でした。 ちなみにスキムミルクを1日に20g摂っていれば、 1日に必要なカルシウムの3〜4割摂れます。 これまでカルシウムが足りなかった人は、必要量が満たされて 健康になる上放射性ストロンチウムの取り込み量を減らすことが 出来るそうです。 気になる方は、是非、お試し下さい。 |
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