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2011年06月08日(水)放送分 今朝のうるおい生活講座は、「中小企業の海外進出」と題して、中小企業診断士の竹内幸次さんにご出演いただきました。東日本大震災に関連した企業の経営破綻の件数が、5月末時点で130件を超え、阪神大震災による関連倒産の1年間の件数を上回ってしまいました。 そこで、この日本経済を立て直す切り札の一つとして、中小企業の海外進出が挙げられています。 そんな中小企業の海外進出の現状というと… 1.中小企業、中堅企業の売上高に占める輸出額は約5兆円。 これは売上げの7.4%を占め、6年前と比べると2倍になっている。 2.海外に子会社を持つ企業の割合は、製造業を中心に確実に増加傾向にある。 ちなみに50人以上の従業員がいる中小企業の12.1%が海外子会社を持っている。 これはざっと2万企業にも及ぶ。 3.社員1人が1年間に生み出す付加価値について 海外に子会社を持つ中小企業では927万円。 持たない企業は756万円と、持っている企業に比べて2割も低いデータもある。 ・・・と、このような傾向があるそうです。 海外進出となると、色々なリスクも伴ってきますが、政府のバックアップ体制も整えて貰い、チャレンジする日本企業を世界にアピールしたいモノです。 |
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