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2011年03月23日(水)放送分 うるおい生活講座でご出演いただいたのは、茨城県立「健康プラザ」管理者・茨城県立医療大学の名誉教授で医学博士の大田仁史先生。「高齢者の避難所生活」について、お話し頂きました。 高齢の方に、今後起こりうる問題と対処法について、簡単に整理すると… 1.感染症、風邪、インフルエンザの危険性 →これはマスクや手洗いでしっかり予防 2.脱水症のリスク →これは最低1日にペットボトル1本半を少しずつ飲む 3.下肢に血栓ができるエコノミークラス症候群 →足首の運動、歩く 4.睡眠不足や疲労 →ティッシュを重ねてマスクにかけて眼に当てるなど暗くして休む 5.ストレス、生きる気力の喪失 →馴染みの人が励ます努力 そんな避難所生活で、少しでも健康でいるためには、やはり「運動」が大切とのことです。 具体的には… ▽ 深呼吸を3回して、背筋を伸ばす ▽ とにかく関節を動かす ▽ 横になった時・・・ ?両膝を立てて、左右に倒す ?膝を伸ばし、踵を突き出すように力を入れる ▽ 座った時・・・ ?たたんだ毛布でお尻を少し高くして、片方ずつ太ももの後ろをストレッチ ?あぐらをかいて、足の裏を押す、足首、足指を動かす ▽ 立った時、その場足踏みを10回、椅子の背を持って、つま先立ち5回。 そして頻繁に歩く 本当に大変な生活を強いられると思いますが、この辺りを意識して、長い避難所生活を乗り越えて貰いたいと思います。 |
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