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2010年10月07日(木)放送分 東京は、肌寒くなってきました・・・。風邪などひかないようにお気をつけください。 ◆うるおい生活講座は・・・ 睡眠医療認定医・むさしクリニック院長、梶村尚史さんに 「朝がつらくならない、ぐっすり眠るテクニック」についてお伺いしました。 眠りにつく2時間前くらいには、玄関の明りくらい(200ルクス) 「部屋を少し暗くする」と脳から分泌される「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌され、 自然な眠気を誘ってくれるのです。 この睡眠ホルモン(メラトニン)の蓄積は午後8時からスタートし、 午前2時ごろピークを迎え、その後だんだん分解されていきます。 午前0時ごろ寝る人であれば、午後10時ごろには電気を落とす習慣をつけましょう。 さらに、夕食は就寝の3時間前までに済ませてください。 ご飯は消化吸収まで2時間15分程度の時間を要します。 消化管が活発に動いていると、眠りに入りにくくなってしまいます。 そのため、食事は睡眠の3時間前に行うことをお勧めします。 よりよい睡眠を誘うためには、肉・卵の白身・ツナ・大豆・牛乳・ ハチミツ・赤身の魚などを副食として食べるのがお勧めです。 これらの食品には、「トリプトファン」と呼ばれるからだの中に入ると、 精神を鎮め、睡眠効果をもたらすホルモンに変化する成分が含まれています。 ◆情報一直線は・・・ 岡山県・倉敷市にある、わいわいクリニック理事長・篠原佳年先生に 「利き耳」についてお伺いしました。 利き耳は、電話を使えば、簡単に確認することが出来ます。 それは「受話器」。普段受話器を当てている耳が利き耳といえるでしょう。 左耳が利き耳の場合は、情報が左脳に入る際、 一旦右脳を経由し、さらに、右耳で捉えた情報と合成処理を行いますので、 その分だけ、処理速度が遅くなってしまいます。 右耳をトレーニングすることは、人間関係を築く上で もっとも大切なコミュニケーション能力を高めることにつながります。 コミュニケーションが苦手だと考えている方や、今一歩行動力が 足らないと感じている方は、意識的に、右耳を使う練習をするとよいでしょう。 ただし、利き耳ではない方で話を聞き続けると、 会話が小さく聞こえたり、違和感を感じたりします。 その場合は、無理に切り替えようとしないほうがよいでしょう。 |
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