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3/12　『聴覚障害者に異常を知ら...』

堀尾正明（ほりおまさあき）

生年月日：1955年4月24日
出身地：埼玉県
趣味：ゴルフ

大学在学中に文学座附属演劇研究所に入り、研究生としてミュージカルに出演。81年にNHKにアナウンサーとして入局、初任地はNHK北九州放送局。
東京へ異動後は芸能畑を担当し、95年開始の『スタジオパークからこんにちは』メインキャスターとなり、人気を博す。
00年『NHKニュース10』のキャスターに抜擢され報道番組を担当。その後『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』担当に廻りスポーツ畑へ。2002 FIFAワールドカップのメインキャスターを担当。

長峰由紀（ながみねゆき）
TBSアナウンサー

生年月日：1963年6月28日
出身地：埼玉県
趣味：演劇鑑賞、相撲観戦

●出身高校：埼玉県立松山女子高等学校
●出身大学：立命館大学　文学部　中国文学科
●身長：153cm
●血液型：O型
●入社年度：1987年

人権に関わる身近な話題をテーマに掲げて、ホットなニュースをお伝えしています。

台東区の子育て支援『みんなで楽しむ子守唄コンサート』

放送日:2014年04月26日

担当：小林真理

今日は子育て支援の取り組みについてです。
子育て支援にはさまざまな取り組みがありますが、東京の台東区で、子育て支援の取組みのひとつとして、あるコンサートが行われたので行ってきました。
その様子をお聞きください。

　【ゆりかごのうた】
ゆ～りかごの唄をカナリヤがうたうよ～ねーんねこ～ねーんね～こ　ねーんねこよ・・・

ご存知の方も多いかと思いますが、｢ゆりかごのうた｣という子守唄です。

これは、台東区の「日本堤子ども家庭支援センター」で開かれた
『みんなで楽しむ子守唄コンサート』の様子です。

ブルーやオレンジのドレスを着た、ピアノ、フルート、バイオリン、そして歌い手の４人の女性が、子守唄や童謡を１時間にわたって、次々と披露しました。
一面ござが敷かれている室内では、親子およそ50組が座布団に座っていて、リズムにあわせて体を横に揺らしながら唄を口ずさんでいました。

実は、台東区のお寺のお坊さんが子どもたちの唄を書き残したものが発祥といわれている
【江戸の子守唄】も唄われました。
参加していたお父さんお母さんの感想と併せてお聞きください。

【江戸の子守唄】
ねーんねん　ころりよ　おころりよ～…

●何度かこういうコンサートは参加しているんですけど、やっぱり年齢が上がるにつれて子どもも聞くような感じになってきたから良かったなと思います。
寝ない時とかにちょっとゆりかごの唄とか歌いますけど、やっぱり知らない唄が多いので勉強にもなります。
●歌って改めて聞くといいもんですね。はい、すごく今日は感じました。いつも子守唄ってあんまり聞かないんですけど、こうやって改めて聞くとすごく良かったです。

そして、このお二組は、
気軽に安心して利用できる「日本堤子ども家庭支援センター」の“にこにこ広場”をよく利用しているとのことなので、さらに話を聞きました。

●この“にこにこ広場”に来て、いろんなお母さんと交流したり、相談員の方達がいるので　　すごく心強いです。
あとまぁ実家の母とかに相談することはありますけど、昔の事を言われても今は違うんだよっみたいなことになったりとかはありますね。
●ここに来れば自然に職員の方が話しかけてくれるので、相談したりとか、成長をずっとみてくれるのでそれだけでも安心かなと思います。
たぶんお友達を作るきっかけがなかったりとか、もっとちっちゃい0歳児の時は自分自身もリフレッシュがなかなか出来なかったので、私はあってすごく助かりました。　

リフレッシュの場でもあり、子育ての情報を得る場であり、他のお母さんたちと知り合える場でもあって、育児ストレスを軽減できる場所でもあるようです。

また、センターでは、保育ボランティアや育児サークルの育成といった地域で子育てを見守る仕組み作りをしていたり、子育てや児童虐待に関する相談の電話も24時間受け付けています。

センター長の米津由美さんは、
子育て支援のひとつとして子守唄の会に親子で参加してもらうことが、ひいては虐待の防止にもつながるのではないかと、話してくれました。

「すべての子育て支援って親と子が安心して過ごせることに結びついていくので、まあ児童虐待にもイコールで結びついていくものなんですね。そのひとつとしてこの子守唄。
子どものことを大切にするのがイコール人権だし、その大切にしてあげるっていうことがイコール虐待を防いでいくということだから。」

9年前からこの子守唄コンサートに協力しているのが、 NPO法人「日本子守唄協会」です。

子守唄協会の方も、
『この会を始めたときのセンター長さんが、「子守唄の会が虐待防止に役立っているんです」と教えてくれた』といいます。

なぜかというと、
『子守唄を一緒に覚えませんか？というと実際、気軽に来てくださる。来て、顔なじみになると相談ができるから、孤立して子育てするお母さん方のネットワークができて、それが虐待防止につながる』そうなんです。

その子守唄協会では、全国各地で、子育て支援や児童虐待防止のためのイベントを行っています。
一般的に子ども連れお断りというコンサートはたくさんありますが、日本子守唄協会では子ども連れで安心して入れるコンサートを今後もっと増やしていきたいと話していました。

関連情報・お問い合わせ先

NPO法人日本子守唄協会
http://www.komoriuta.jp/

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