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2008年2月23日放送
質問1 ビール一缶(350ml)は、よくご飯一膳分と聞きますが、ビールのカロリーって本当はどのくらいなんですか?
答え
答え1 ビール350ml缶1本のカロリーは約140kcalで、茶碗7分目のごはんと同じ程度です。お酒のカロリーは主にアルコール分の燃焼によるものですが、ビールのアルコール度数は5%前後と低いので、同じ量なら他の種類のお酒に比べてカロリーも低いです。しかし、飲む量にもよりますので注意が必要で、ビール350ml缶1本のカロリーは、ウイスキーなら60ml(シングル2杯)、ワインは200ml(グラス2杯)、25度の焼酎では100mlで、ほぼ同じと覚えておくと便利です。
ビールに含まれる代表的な栄養成分は炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルです。 他の種類のお酒に比べると、ビールにはビタミンB群、特にビタミンB2やナイアシン、葉酸が多く含まれています。これらのビタミンB群は、「麦芽のもとになる大麦」及び「酵母」に由来しています。
ちなみに、ビールを飲んで太るということはありません。アルコールはすぐ燃焼するのでほとんど蓄積されません。ただし、アルコールを飲みながら食べると、アルコールが燃焼している間は、他の栄養素を燃やす必要がないので、それらの栄養素はより蓄積されやすくなります。特にビールは、飲みながら食べることが多いので太りやすい、と勘違いされるのでしょうね。
答え
質問2 鉄瓶を使い始めたのですが、注意点があったら教えてください。
答え
答え2 鉄瓶を上手に使うコツは、内部で錆び止めの役割をしている皮膜を破損せずに、早く湯あかをつけてしまうことです。使い始めて5日目頃に赤く錆びたような斑点が現れ、10日目頃白く湯あかが付き始めます。錆びたと思って拭いたり、洗ったりしないよう気をつけましょう。最初の2〜3週間は毎日使い、使い終わったら水を入れたままにせず、必ず内部を乾燥させてください。
鉄瓶で沸かしたお湯には身体に吸収されやすい二価鉄を多く含んだ鉄分が溶けています。溶け出すといっても、ごく微量なので、鉄くさい味になるわけではありません。むしろ、まろやかで美味しいお湯になるので、日本茶だけでなく、コーヒー、紅茶、中国茶なども、鉄瓶を使うことにより、一層美味しくいただけます。また、毎日使うことが一番のお手入れになるので、ぜひ、続けて使ってみてくださいね。
答え
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